弥生時代について① -弥生時代が出来るまで・弥生文化の特徴-

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投稿者:       投稿日時:2013/10/21 02:37      
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弥生時代について、弥生時代が誕生するまでと弥生文化の特徴を考えてみます

 

 

・弥生時代について

 

 ・弥生時代・・紀元前4世紀から紀元3世紀の時期を弥生時代と言う

 

 

 

・弥生文化が出来るまでの流れについて

 

 ・中国の紀元前6500~5500年ころに、黄河中流域で農耕が、

  長江下流域で稲作が始まって、農耕社会が出来た

 ・紀元前6世紀ころに、鉄器を使う事が始まった

 ・春秋・戦国時代という時代には、農業が発展した 

 ・紀元前3世紀ころに、秦・漢という国が作られた

 

  →上のような動きは、朝鮮半島にも波及し、朝鮮半島南部の人が稲作の技術を

   日本に持ち込んだことで、日本にも影響を与えた

 

  →影響を最初に受けたのが九州北部であり、約2700年前に朝鮮半島に近かった

   九州北部で水田稲作が始まった

   ※稲作が始まった様子が分かる遺跡として、佐賀県の菜畑遺跡、福岡県の板付遺跡

    などがある   

 

  →稲作は九州から段々と西日本へ広がっていった

   =そのため、西日本で水稲耕作を中心とする、弥生文化という文化が出来た

 

  →弥生文化は東日本にも広がっていった

   =そのため、日本のほとんどの場所で食料を狩猟や採取で得るスタイルから、

    食料を作るというスタイルに変わっていった

    

  =このような時代を、弥生時代と言う

 

 

 

  

・弥生文化の特徴について

 

 ・水稲耕作が基本だった

 

 ・金属器(鉄器や青銅器(銅とすずの合金)などのこと)を使った

  ※鉄器は日常で使う実用品、青銅器は特別な時に使う祭祀用のものだった

 

 ・磨製石器(稲を刈るための石包丁など)を使った

 

 ・弥生土器を使うようになった

  ※弥生土器は、赤褐色、薄い、固いという特徴がある

 

 ・機織り技術があった

 

 ※弥生文化は、縄文文化が残っている部分もある

 

 

 

ポイント

・弥生時代が出来るまでをおさえる

・弥生文化の特徴をおさえる

 

このあたりが今回のポイントです

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