ヨーロッパ内部の動きについて

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投稿者:       投稿日時:2013/10/31 23:34      
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ヨーロッパの地域内部での動きについて考えてみます

 

 

・ヨーロッパ内部の動きについて

 

 

 ※ヨーロッパは、国境や多くの障害を取り除く動きを見せたため、

  国内で様々なことが起きた

 

 

 

 

 ・EU域内で関税が廃止されたため、域内での貿易が活発になった

  ※例:ドイツのような工業先進国から、域内各国へ工業製品が移動するようになった  

     など

 

 

 ・1995年にシェンゲン協定というのが発効された

  =その結果、EU加盟国のうち13カ国(2005年)が国境管理を廃止し、

   人の移動の自由化に踏み切った

  →この動きによって、国境近くに暮らす人々が、国境を越えて

   買い物や通勤が出来るようになった

 

 

 ・高等教育の面では、エラスムス計画のような、国をこえた大学教育が行なわれている

  ※エラスムス計画とは

   →・1980年に誕生した「大学生移動のためのEU行動計画」のこと

    ・EUの発展には、将来を担う若者をヨーロッパ市民として育成する必要がある、

     という考えから誕生した

    ・EU域内の大学生は、域内の他の国の大学に留学して単位を取ることが出来て、

     複数の国の学生が一緒に学べる

 

 

 ・夏休みなどの長期休暇の時に、涼しい北部から暖かい地中海沿岸に移動する人が多い

 

 

 ・鉄道や航空網の整備が進んだ

  →そのため、オランダのアムステルダム、ドイツのフランクフルトなどの国際空港は、

   ヨーロッパ全域と世界とを結ぶ拠点の空港として重要視されている

   ※このような空港を、ハブ空港という

 

 

 ・入国許可を得ずに働きにくる労働者や、不法入国をサポートする業者への対策が

  重要だとされてきている

 

 

 ・障壁の減少後、中東の紛争地域からヨーロッパに逃げてくる難民の保護と、

  難民の流入に対する管理が難しくなった

  ※西ヨーロッパの国々は、昔から難民を積極的に受け入れて保護をしてきた

  ※さらに西ヨーロッパは、移民労働者に対しても法律を整備して

   差別をなくしていくための努力を行ってきた

   →しかし、20世紀の終わりから南北問題が解決されず、

    地域紛争が頻発するようになった

    =そのため、外国人や難民が増え、これに対する批判が国内で高まってきた

 

  ※20世紀の終わりには、北アフリカからスペインやイタリアを目指す移民も

   急増している

 

 

 →そこでEUは、最初にEUで入った国で難民と認められなかった時は、

  他の国で難民申請を出来ないようにするなどというようにして、

  協力して対策を立てていると言われている

 

 

 

 =ヨーロッパの国々にはすでに多くの外国人が定住しているため、

  異なる文化や民族との共存が課題の一つとされている

 

 

 

ポイント

・ヨーロッパ内部の動きについておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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