インフラから南北問題を考える

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投稿者:       投稿日時:2013/11/01 01:35      
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南北問題を考えてみます

 

 

・南北問題について

 

 

 ・アフリカなどの発展途上国は、生活基盤(インフラストラクチャー・インフラ)の

  整備が全体的に遅れている

  =インフラという面から見ても、南北格差が存在している

 

  ※インフラの整備の遅れは、以下のような問題を引き起こしている

   ・インフラ整備の遅れている国は、水を遠くまで汲みにいき、

    煮沸消毒をしなければいけない

    →煮沸やその他日常で使う火のために、森林を伐採して、

     土地を荒廃させるという問題が起きている

   ・インフラ整備の遅れている国は、使用後の下水を処理しないまま

    排水路に流すため、河川や地下水が汚れる

    →汚れた水は、感染症の原因の一つになる可能性があり、

     感染症が原因で死にいたる人も多いという問題がある

     ※さらに、発展途上国の多くは、一般的に医師の数が十分でないという問題もある

    =インフラ整備の遅れは、悪循環を生み出す可能性がある

 

 

 

 

 ・なぜ、南北問題が起こるのか

  →・発展途上国は、大都市の開発や工業化を優先するため、

    農村部などのインフラ整備が遅れやすい

   ・農村から都市への急激な人口移動が見られる国は、都市部のインフラ整備も

    追いつかないことがある

    =工業化がインフラ整備を遅らせ、インフラ整備が工業化を遅らせ、

     結果的に成長を遅らせるという悪循環がある

 

  →南北問題の背景に対して、先進国は政府開発援助(ODA)などによる援助を行っている

   ※しかし、ODAには、以下のような問題もあると指摘されている

    ・ODAの多くが、地方のインフラ整備でなく、

     都市部のインフラ整備や工業化に回っているという指摘がある

    ・ODAの一部は先進国からの借金として扱われることがあり、

     累積債務問題に苦しむ国もある

 

 

 

ポイント

・南北問題についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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