生体防御と肝臓の働き

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投稿者:       投稿日時:2013/11/12 03:52      
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生体防御と肝臓の働きについて

 

1、生体防御

 

※生体防御・・・体液の重要な働き

 

 

①免疫・・・「疫」を免れること

 →一度かかった病気に対して、抵抗性を持つこと

  ※免疫の例としていくつかある

 

・白血球の食作用(マクロファージ)

 →分解酵素による

 

 

・体液性免疫

 →  体外から抗原(細菌、ウイルス)が入ってくる  

 →  体内でヘルパーT細胞が情報位置を特定する  

 →  B細胞(リンパ球)にヘルパーT細胞からの情報位置が伝わる  

 →  B細胞が記憶細胞と抗原産出細胞に分化する  

 →  記憶細胞が免疫記憶(一度侵入した抗原を覚える)をして、抗原産出細胞に伝える  

 →  抗原産出細胞から抗原抗体細胞が出てくる  

 →  マクロファージの中で、抗原抗体細胞が抗原を捕まえる

 

 ※抗体は、免疫グロブリン(タンパク質)ともいい、S-S結合でいろんな形がある

 

 

・細胞性免疫

 →抗体によらない免疫で、リンパ球が直接攻撃する

  ※この時に直接攻撃する細胞を、キラーT細胞という

 

 

※免疫反応の応用

 ・予防接種・・・弱毒化した抗原を接種して、抗体を作らせる

 ・血清療法(対処療法)・・・他の動物に作らせた抗体を導入

 

 

※免疫反応の例

 ・体液性免疫・・・結核、天然痘、ポリオ

 ・細胞性免疫・・・移植片拒絶反応、ツベルクリン反応

 

 

②血液凝固

 ・出血したところを、血小板が固める

 ・血小板のところに、血球とフィブリンがある

  ※血球とフィブリンをまとめて血ぺいという

 

 

 

 

2、肝臓の働き

  ※肝臓は、体内の化学工場と言われている

 

①血糖量の調節

 ・グルコースを合成してグリコーゲンになる

 ・グリコーゲンを分解してグルコースになる

  ※肝門脈にグルコースが多い

 

②解毒作用

 

③尿素の合成

 ・タンパク質分解  →  アンモニア(有毒)  →  尿素(無毒で水に溶ける)

                            ※鳥類やは虫類は尿酸になる

                            (尿酸は水に溶けない)

                            ※肝静脈に尿素が多い

 

④血液量の調節

 

⑤体温の維持

 

⑥胆汁の合成

 ※胆汁は、ビリルビンと胆汁酸(脂肪の消化吸収)の合成

 

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