内分泌系① -ホルモンによる調節-

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投稿者:       投稿日時:2013/11/12 04:04      
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内分泌系について

 

 

1、ホルモン

・ホルモン・・・特定の細胞(内分泌腺)で作られ、体液中に分泌

        特定の器官(標的器官)の活動に変化を与える物質

 

※ホルモンの発見の流れ

 胃から塩酸  →  十二指腸を通る  →  セクレチンがすい臓に流れていく   

                      (この物質の仲間が抽出されていく)

→   すい液が分泌

    ※すい液の分泌は、神経によって                                  コントロールされているわけではない

     →ここで発見されたセクレチンが、最初に発見されたホルモン

 

 

 

2、ホルモン作用機構

・外分泌腺(汗、涙、だ液など)  →  導管(排出管)から体表面に流れる

・内分泌腺  →  外側から来たホルモンをレセプター(受容体)が受け取る

 

 

 

 

3、ホルモン分泌の仕組みと調節と名称

 ※ホルモン分泌の枠組みとして、いくつか挙げられる

  →脳下垂体前葉と後葉、甲状腺、副甲状腺、副腎皮質と副腎髄質、

   すい臓ランゲルハンス島α細胞とβ細胞

 

 

・脳下垂体前葉・・・成長ホルモン、プロクラチン、甲状腺刺激ホルモン、

          副腎皮質刺激ホルモン、生殖腺刺激ホルモン

・脳下垂体後葉・・・バソプレシン、オキシトシン

・甲状腺・・・チロキシン

・副甲状腺・・・パラトルモン

・副腎皮質・・・糖質コルチコイド、鉱質コルチコイド

・副腎髄質・・・アドレナリン

・すい臓ランゲルハンス島α細胞・・・インスリン

・すい臓ランゲルハンス島β細胞・・・グルカゴン

 

 

・成長ホルモン・・・成長促進、タンパク質合成、糖代謝促進

・プロラクチン・・・乳腺の分泌促進、黄体ホルモンの分泌促進

・甲状腺刺激ホルモン・・・チロキシンを分泌促進

・副腎皮質刺激ホルモン・・・糖質コルチコイドの分泌促進

・生殖腺刺激ホルモン・・・生殖腺からのホルモンの分泌促進

・バソプレシン・・・腎臓における水分の促進、尿量減少、血圧上昇、浸透圧低下

・オキシトシン・・・子宮や消化管などの平滑筋の収縮

・チロキシン・・・代謝(呼吸)の促進、両生類の変態促進

・パラトルモン・・・血中のカルシウム量の調節

・糖質コルチコイド・・・タンパク質の糖化(血糖値UP)

・鉱質コルチコイド・・・ナトリウムの再吸収促進、浸透圧の増加

・アドレナリン・・・グリコーゲンの分解促進(血糖値増加)、血圧上昇、心拍数増加

・インスリン・・・グリコーゲンの合成促進、グルコースの消費量増加(血糖値減少)

・グルカゴン・・・グリコーゲンの分解促進(血糖値増加)

 

 

※ホルモン分泌の調節・・・中枢は間脳と視床下部

 ・甲状腺刺激ホルモン、チロキシン、バソプレシンなどが、間脳や視床下部に戻る

  =この動きを、正の(負の)フィードバックという

    ※正のフィードバック・・・分泌促進

     負のフィードバック・・・分泌抑制

 

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