日本のグローバル化・国際社会の中の日本について

閲覧数:3,561
投稿者:       投稿日時:2013/11/15 05:53      
(まだ評価されていません。)
コメント数: 0       お気に入り登録数:5

LINEで送る
Pocket

国際社会の中にある日本と、日本のグローバル化について考えます

 

 

・グローバル化について

 

 ※そもそもグローバル化とは・・

  →モノやヒト、カネや文化などが国境を越えて移動することによって、

   人々の活動が国の中であったものが世界規模にまで広がり、

   世界がお互いに関係しあったり、影響を与えあったりする状態のこと

 

 ・グローバル化には、メリットとデメリットが含まれていると言われている

 

 

 ・グローバル化のメリットとデメリットについて

  

  ・グローバル化のメリット

   →・移民などが増えやすいため、人間の移動によって起こる文化のグローバル化は、

     世界の様々な場所で文化の多様性を促し、様々な文化に触れる機会を作る

     =そのため、新しい文化が生まれる可能性が高まる

    ・コミュニケーションが効率的になる可能性がある

    ・経済が国を超えたとき、先進国の優秀な企業が発展途上国の経済や

     雇用機会を発展させる可能性がある

 

 

  ・グローバル化のデメリット

   →・経済も国を超えるため、先進国が発展途上国の経済に入り込む可能性があるが、

     低賃金などの悪い労働環境の中で、人権を無視したり、

     多国籍企業が経済を支配したり、地球レベルで経済の格差が生まれる可能性がある

 

    ・文化のグローバル化によって、文化の均質化を進める可能性がある

     =大きい国の自民族中心主義が強くなると、

      文化の多様性が阻害される可能性がある

     ※文化の均質化・・国ではなく、世界レベルで行われる文化による支配のこと

     ※自民族中心主義・・自分の民族の文化を基準として、

               他の文化を判断する考え方のこと  

  

    ・経済や文化のグローバル化に反対する人達が、

     世界の様々な場所で小さい土地でのナショナリズムを提唱し、

     民族紛争を引き起こす可能性がある

     ※ナショナリズム(民族主義とも言う)・・民族や国などが独立や発展などを

                         目指す運動や考え方のこと

   

 

  →上のようなグローバル化のデメリットを含め、現在は多くの問題があるが、

   現在ある問題の解決の方法としては、一部の強い権力のある国が

   世界を支配することではなく、小さな民族主義による自己中心のような考え方でもない

   第三の道が必要ではないかと言われている

 

   ※第三の道・・人々の文化をお互いに認め合い、

          お互いに高め合って行く方法を考えること

 

 

 

・国際社会の中にある日本について

 

 ※日本は国際社会の中にいる、という自覚が必然と必要になる

 

 ・日本の国際化の例

  ・日本の大きな都市の一部では、100カ国以上の国籍があるほど

   様々な外国人が暮らす地域もある

  ・日本人の国際結婚も増えてきている

  ・ダブルの子どもが増えてきている

   ※ダブルの子どもとは・・母と父で国籍が違う時に生まれた子どもを

               一般的にハーフと呼ぶが、ハーフでは消極的な感じなので、

               ダブルと呼ばれることがある

  ・様々な国籍の人が増えている

  

 →このような状況の中で、他国の人達の文化を知ることで、

  自分の国の文化を改めて自覚することが大切だと言われている

 

 

 

 →文化のグローバル化の問題を解決するための方法の一つとして、

  多文化主義が言われている

  ※多文化主義・・自分の文化への愛が、他の文化を排除する考えになるのではなく、

          様々な文化が互いに尊重し合っていく考えになることを

          目指すべきという考え方のこと

 

 

 →しかし現在では、創氏改名などを中心に、まだまだ日本社会の中に

  民族の差別などが根強く残っている

  ※創氏改名・・日本が朝鮮を植民地として支配していた時代(1910年~45年)に、

         朝鮮人を日本人にしようとして行った同化(皇民化)政策の一つとして、

         朝鮮人から固有の名前を奪って、

         日本の方式の名前に変えさせた政策のこと

          ※その他の同化政策として、学校の中での朝鮮語の禁止などがあった

 

 

 →以上のような考え方も踏まえた上で、

  異なるモノやヒトがお互いに尊重し合ったり、

  認め合ったりしていくことが重要だと言われている

 

 

 

ポイント

・グローバル化を中心に日本の現在の状況などを押さえる

・様々な考え方があるが、その多くを知った上で、自分なりの意見を考えてみる

 

このあたりが今回のポイントです

閲覧数:3,561
LINEで送る
Pocket


(この記事はまだ評価されていません)
Loading ... Loading ...
投稿者:
投稿日時2013/11/15 05:53

コメント数: 0
お気に入り登録数:5



コメントを残す