イスラームの学問について

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投稿者:       投稿日時:2013/10/11 01:32      
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イスラームの学問について考えてみます

 

 

・イスラームの学問について

 

 

 ・最初に発達したイスラーム教徒の学問は、以下の2つだった

  →・アラビア語の言語学

   ・「コーラン」の解釈のもとづく神学と法学だった

    ※これらの学問の補助手段として、ムハンマドの発言や行動に関する伝承が集められた

     =この補助が歴史学の発達をうながしたと言われている

 

 ・当時の歴史学については、以下のような研究がある

  →・9~10世紀の歴史家であったタバリーという人は、年代記形式が多い世界史を編纂した

   ・14世紀の歴史学者のイブン=ハルドゥーンという人は、

    「世界史序説」という本を書いて、都市と遊牧民との交渉を中心に、

    王朝が誕生したり滅んだりする歴史に法則性があることを論じた

 

 

 

 ・イスラーム教徒の学問が飛躍的に発達したのは、9世紀初めにギリシア語文献が

  組織的にアラビア語に翻訳されてからだと言われている

  →イスラーム教徒は、ギリシアの医学、天文学、幾何学、光学、地理学などを学んだ

   =それらを、臨床、観測、実験などを使ってより豊富で正確なものにしていった

 

  →インドからも医学、天文学、数学を学んだ

   ※特に数学(のちのアラビア数学)と十進法とゼロの概念を取り入れることで、

    独創的な成果を上げることが出来た

 

 ・当時の学問については、以下のような人達の動きがあった

  →・フワーリズミーなどが、代数学と三角法を開発した

    =これらの開発は、錬金術や光学で使われた実験方法と一緒にヨーロッパに伝えられ、

     近代科学に進んだ

   ・ウマル=ハイヤームという人は、「四行詩集」(「ルバイヤート」)という作品を作り、

    数学や天文学に優れ、きわめて正確な太陽暦の作成に関わった

 

 

ポイント

・イスラームの学問についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

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