日本の歴史のスタートについて① -人類の誕生と旧石器時代-
日本の歴史のスタートとして、人類の誕生と旧石器時代を考えてみます
・日本と人類のスタートについて
・地球上にヒトが誕生したのは、第三紀の鮮新世の初めころ(約500万年前)
だと言われている
→ヒトは、第三紀から第四紀の時に発展したと言われている
・第四紀は、約1万年前くらいを境界として、更新世と完新世に分けることができる
※更新世は、氷河時代とも言われている
・完新世に入った時に、大陸から切り離されるという形で、日本列島が出来た
・人類の誕生について
・人類は、猿人、原人、旧人、新人、という順番で進化したと言われている
※今まで日本列島で見つけられた化石人骨は、静岡県の浜北人や
沖縄県の港川人などがある
→これらの化石人骨は、どれも新人の段階での化石人骨だと言われている
・日本人の根本は、古モンゴロイドと呼ばれる人種であり、その後出てきた
新モンゴロイドと混血(異なる人種が混ざること)を繰り返すことで、
現在の日本人が作られたと言われている
・旧石器時代について
※石器・・石で出来た道具のこと
※石器時代について
→石器時代は、旧石器時代と新石器時代に分けられる
・旧石器時代・・更新世の時で、打製石器(打ち欠いて作った石器)だけを使っていた
・新石器時代・・完新世の時で、磨製石器(磨いて作った石器)を使うようになった
※旧石器時代を知ることができた遺跡として、群馬県の岩宿遺跡がある
・旧石器時代の特徴
→狩猟と採取を行っていた
※狩猟には、打製石斧、ナイフ形石器、尖頭器、細石器などを使っていた
→獲物や食料を探すために、常に移動をしていた
=家は、テントのような簡単な小屋か、洞穴などを使うことで生活していた
ポイント
・人類の誕生と旧石器時代について考えてみる
このあたりが今回のポイントです