アフリカの民族運動について
アフリカの民族運動について考えてみます
・アフリカの民族運動について
・アフリカは、20世紀の初めまでにごく一部をのぞく全ての領域が植民地化された
→植民地化された地域が独立を達成したのは、1960年代からだった
・植民地支配については、19世紀から各地で抵抗運動が起きていた
・20世紀に入ると、南アフリカで1912年にアフリカ民族会議が作られた
※この時に、人種差別撤廃を目指す運動が始まった
・第一次世界大戦が終わると、世界の民族主義の波がアフリカ各地に広がった
→そのため、自治や独立を目指す組織が各地で設立された
・アフリカでの民族運動とは違う形で、19世紀の終わりころから、
アメリカとカリブ海地域のアフリカ系知識人を中心に、
欧米を舞台にしたパン=アフリカニズムと呼ばれる解放運動が生まれた
・1900年に、パン=アフリカ会議という会議がロンドンで開かれた
→この会議では、西欧植民地主義への抵抗と人種差別への反対がさけばれた
・第一次世界大戦後の1919年の会議では、アフリカの植民地における漸進的かつ
段階的な自治の推進などが決められた
=アフリカ民族会議とパン=アフリカ会議の両方の運動は、第二次世界大戦後に合体して、
アフリカの解放と統一を目指す運動へと発展していった
ポイント
・アフリカの民族運動についておさえる
このあたりが今回のポイントです