光合成

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投稿者:       投稿日時:2013/11/12 04:21      
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光合成について

 

※光合成の概要

                光

                ↓

 6CO2 + 12H2O   →   C6H12O6 + 6O2 + 6H2O

                    ※C6H12O6 = グルコース

 

・光の強さ                   ※CO2をどれだけ消費したかで速度測定

・温度   と光合成速度との関係が重要      速度は、時間あたりの量、乾燥重量

・CO2濃度                   などで判別

 

 

 

 

1、光の強さと光合成(CO2濃度十分、温度適温という設定)

 

※光の強さと光合成の関係については、光合成曲線がある

 

・光合成曲線は、CO2吸収速度(光合成速度)と光の強さ(ルクス)で判断する

・光の強さをCO2吸収速度が上回った時はCO2の吸収、

 CO2吸収速度が下回った時はCO2の放出になる

・補償点・・・「呼吸速度」=「光合成速度」になる光の強さのこと

       補償点では見かけは0で成長できないが、光合成はしている

・光飽和点・・・光合成速度が最大になる光の強さのこと

・光の強さからCO2の吸収速度までの範囲・・・①

・CO2の放出量・・・②

・① + ② = ③

 →①(真の)光合成速度

  ②見かけの光合成速度

  ③呼吸速度(呼吸量) ← 光の強さによらず一定

 

 

 

 

2、温度と光合成(CO2濃度十分という設定)

 

温度と光合成との関係について実験すると、以下のようなことが分かる

・弱い光だと、温度によらず一定の(真の)光合成速度を示すということがわかった

  →光が限定要因だということが分かる(光の強さによって限定されてしまう)

・強い光だと、温度によって(真の)光合成速度に変化が見られた

 (ある温度を超えると光合成速度が遅くなる)

  →温度が限定要因だということが分かる

   ※タンパク質は、高温で変性という特徴がある → 高温すぎると活性を失う

 

※限定要因・・・光合成速度を制限する決定的な(最も不足している)要因のこと

         =限定要因を増やせば、光合成速度が上がる

 

 

 

 

3、二酸化炭素と光合成(温度は適温で一定という設定)

 

二酸化炭素と光合成との関係について実験すると、以下のようなことが分かる

・CO2濃度が一定のところまでは、光合成速度は光の強さに関係ない

  →CO2が限定要因だということが分かる

・CO2濃度が一定を超えると、光の強さによって光合成速度も変わる

  →光が限定要因だということが分かる

 

 

 

 

4、陽性植物と陰性植物

 

※・陽性植物(陽樹)・・・日なたにある植物で、さく状組織が発達し、

             ヒマワリ、イネ、ススキ、タンポポなどがある

 ・陰性植物(陰樹)・・・日かげでも大丈夫な植物で、薄いさく状単層があり、

             ブナ、ツバキ、ワラビ、コケなどがある

 

・陽性植物と陰性植物との違い

 →・補償点・・・陽性植物は高く、陰性植物は低い

  ・光飽和点・・・陽性植物は大きく、陰性植物は小さい

  ・呼吸速度・・・陽性植物は大きく、陰性植物は小さい

 

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