なぜ世界は核兵器を持つのか/核軍縮と核拡散防止はどうすればできるのか
核兵器の問題について、核軍縮と核拡散防止を中心に考えてみます
・核兵器の現状について
・そもそも核兵器とは・・普通の兵器とは違い、一つで大量の人々を
一気に殺すことができる兵器のこと
※核兵器は被害の期間が長く、核兵器によるダメージを受けて、
数年後に何かしらの障害が出て死んでしまう、といったようなこともある
※最近では、水爆という、核兵器の数千倍の破壊力のある兵器も作られている
→核兵器は、上のように、恐ろしい兵器なので、核軍縮(核兵器を減らしていくこと)が
必要だと言われている
※しかし、現状は核軍縮が進まず、逆に核拡散(核兵器を持つ国や量が増える)の
心配があると言われている
・なぜ、世界の国々で核兵器を持つ国が出てくるのか
・最も大きな理由は、「核兵器を持つことが、その国にとっては有利になるから」
だと言われている
→具体的に、核を持っている国にとって、どのように核兵器を持つことが有利になるのか
・核兵器を持つことで、その国の力が強くなり、高まる
・核ナショナリズムの考え方が生かされる
※核ナショナリズム・・核を持つことで、元から核を持っていた国と、
同じような地位に立てるかもしれないという考え方のこと
・仲の悪い国どうしがお互いに核を持っていると、お互いが
核を使わない(抑止力の)可能性がある
・「国際テロ」を行いやすくなる可能性がある
※国際テロ・・政治に関する目的を達成するために、暴力や暗殺などを行って、
政治に訴える動きや考え方のこと
・核軍縮や核拡散防止のために、人々はどのようなことができるのか
→核軍縮や核拡散防止のための動きとして、以下のようなことが考えられている
・核兵器の悲惨さを、世界全体に伝えていく
・核兵器が無くても、国際的な地位を得ることができることを、教えて行く
・核兵器が無くても、自分の国を守ることができる状況を作っていく
・小さい核兵器を、国際レベルで管理する
・「国際テロ」を起こさせないように、経済、政治、社会などの「国際テロ」を
引き起こす原因を無くしていく
・核兵器を反対する人々で、連携して反核(核に反対すること)の運動を行っていく