宗教や民族の紛争や対立はどう考えていけばいいのか -パレスチナ問題-
宗教や民族の対立や紛争などはどう考えて行けばいいのかを、
パレスチナ問題を中心に考えてみます
・宗教や民族の対立や紛争などについて
・現在、世界では宗教や民族などが原因で、争いが起きている
→この対立による争いの代表的なものに、パレスチナ問題というものがある
※パレスチナ問題・・ユダヤ教のユダヤ人と、
イスラム教のアラブ人との対立による問題のこと
→パレスチナ問題の中で、シオニズム運動という運動が起きている
※シオニズム運動・・パレスチナに住んでいたユダヤ人が、キリスト教の人達によって
パレスチナを追い出されたため、ユダヤ人がパレスチナに
戻ろうとする運動が起き、この運動を、シオニズム運動という
・なぜ、パレスチナ問題が起きたのか(パレスチナの状況と歴史の流れについて)
・1933年にドイツのナチス政権という政権がホロコーストを行った
※ホロコースト・・ナチス政権が行った、ユダヤ人の大量移送と大虐殺のこと
・ホロコーストの影響を受けて、第二次世界大戦後に、アメリカとイギリスを中心にして、
パレスチナにユダヤ人のための、イスラエルという国を作った
→イスラエルという国が出来たことによって、多くのユダヤ人がイスラエルに移動してきた
=これは、元々住んでいたパレスチナの人達を追い出した、ということも同時に行った
※結果的に、パレスチナ人は難民になってしまった
→上のような流れがあって、追い出したユダヤ人が住むイスラエルと、
追い出されたパレスチナ人を含むアラブ諸国が対立した
=この時の対立によって起きた戦争を、中東戦争と言う
・中東戦争と中東の平和について
・中東戦争は、イスラエルの軍隊がパレスチナ人をおさえつけ、
パレスチナ人がイスラエルのおさえつけに対して
抵抗運動(インティファーダ)を行う、というスタイルで進んでいた
→現在はアメリカがパレスチナ問題の間を取り持って、
中東和平交渉というものが行われているが、まだ解決はしていない
※パレスチナ問題の解決は難しいが、もしパレスチナ問題を解決することができたら
世界全体に希望を与えることができるのではないか、と期待されている