戦後の中国の揺らぎについて

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投稿者:       投稿日時:2013/10/18 02:27      
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戦後の中国の揺らぎについて考えてみます

 

 

・戦後の中国の揺らぎについて

 

 

 ・中国は、1950年代の前半に戦前の農工業生産を超えた

  →しかし、その後は強引な工業化や農業集団化政策、共産党支配などに

   対する批判が出てきた

 

 ・毛沢東は、批判勢力に反撃する形で「大躍進」運動を指示した

  ※「大躍進」運動・・大衆の動員による急激な社会主義の建設を目指す運動のこと

  ※「大躍進」運動は、農村での人民公社の設立を進めた

 

  →しかし、大躍進運動は多くの犠牲を出して失敗した

   =そのため、1959年に毛沢東に代わって劉少奇という人が国家主席について、

    経済計画を見直した

 

  →同じ1959年に、チベットで反中国運動が起きた

   ※これを中国軍が鎮圧したものの、インド軍とも衝突することになってしまった

 

 

 

 

 ・党の主席としてとどまった毛沢東という人は、帝国主義と対決するスタンスで

  党の指導力を守ろうとした

  ※そのため、毛沢東はソ連の平和共存路線を批判した

 

 ・一方で、ソ連も毛沢東を非難した

  →そこでソ連は、1960年に中国への経済援助を停止して、

   ソ連人の技術者を中国から引きあげた

 

 ・中ソ対立は、1963年から公開論争に発展した

  ※これに加え、1969年には中ソの国境で軍事的な衝突も起きた

 

 ・また、毛沢東の方針について、中国共産党内でも対立が起こるようになった

  →そこで、毛沢東とその軍をひきいる林彪などは、劉少奇や鄧小平などを、

   資本主義の復活を目指す修正主義者(「実権派」「走資派」と呼ばれていた)で

   あると非難した

   =そのため、毛沢東は全国にプロレタリア文化大革命という運動を起こした

 

 

   ※プロレタリア文化大革命について

    ・中国では、文化大革命に応える形で、若い世代を中心に紅衛兵などの

     全国的な大衆運動が作られた

    ・一方で、党の幹部や知識人を批判して追放した

    ・この時に劉少奇が失脚し、その後に国家主席が廃止された

    ・文化大革命は10年にわたり、中国内部に深刻な社会的混乱をもたらした

    ・文化大革命は、中国の経済活動や文化活動を停滞させたと言われている

 

 

ポイント

・中国内外の動揺の様子についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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