アメリカとソ連の軍縮について
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アメリカとソ連の軍縮と緊張緩和について考えてみます
・アメリカとソ連の軍縮について
※冷戦の時の核兵器開発競争と核拡散の危険については、早い段階で言われていた
・1950年代に、イギリスのバートランド=ラッセルなどが呼びかけて、
パグウォッシュ会議が行なわれた
※パグウォッシュ会議について
・各国の著名な科学者が参加した
・核実験の禁止や核兵器の廃絶を求めた
・日本を含めて世界各地で原水爆禁止運動が広がっていった
→上の動きをきっかけに、以下のようなことが起きていった
・1963年に、アメリカ、イギリス、ソ連の3国間で、
大気圏内外水中核実験停止条約(部分的核実験停止条約)が調印された
・1968年に、アメリカ、イギリス、ソ連など62カ国が核不拡散条約に調印した
・1969年から、アメリカとソ連との間で、
第1次戦略兵器制限交渉(第1次SALT)が始まった
・1972年に、核兵器の現状凍結協定が結ばれた
・1973年に、核戦争防止協定が結ばれた
・1982年から、戦略兵器削減交渉(START)が始まった
・1987年から、中距離核戦力(INF)全廃条約が調印された
・核兵器の半減についても合意があり、1991年にSTARTが調印された
=これらの動きによって、アメリカとソ連の冷戦が終わった
ポイント
・アメリカとソ連の軍縮についておさえる
このあたりが今回のポイントです