現代の世界の国家について
現代世界について、国家を中心に考えてみます
・現代世界に存在する国家について
※現代世界を理解するために、以下のようなことをおさえておく必要がある
・現代世界・・国家が集まることで出来ている
・国家・・国民、主権、領域で出来ている
・主権・・他国の干渉を受けずに、国家を統治できる最高の権力のこと
・領域・・主権が及ぶ範囲のことで、領土、領海、領空がある
・領海・・国の海岸から12海里の範囲のことで、領海の外側に排他的経済水域がある
・排他的経済水域・・領海と組み合わせて200海里以内の海域のこと
・領空・・領土と領海の上空のことで、主権が反映される
・国家の構成や規模などは、以下のように様々なものがある
→・中央集権国家・・地方自治体に比べて、中央政府の権限が強い国家のこと
・連邦国家・・州や共和国などが連合して成り立っている国家のこと
・国民国家(民族国家)・・同じ民族が集まって作った国家のこと
・多民族国家・・複数の民族で構成される国家のこと
・国家どうしとの関係では、以下のような動きが起きる可能性がある
→・国家どうしで条約や同盟を結ぶ
※ただし、国家どうしの関係がうまくいかなくなると、戦争が起こる可能性がある
・世界全体の平和や安全を維持する組織として、国際連合(国連)がある
※国際連合では、全てに関係になく、国を単位とした一国一票の
多数決を採用している
・主権という視点から見た時に、以下のように、国家を様々なものに分けることが出来る
→・独立国・・他の国から干渉されないで政治を行うことが出来る国のこと
・植民地・・主権を持たない非独立地域のこと
・宗主国・・植民地を支配する国のこと
・国境について
※国境・・国家と国家の境界のこと
・国境の分け方には、以下のようなものがある
→・自然的国境・・山脈や河川などの、自然の壁によって決められた国境のこと
・人為的国境・・人が、何らかを基準に決めた国境のことで、数理的国境などがある
・数理的国境・・緯線や経線を使って決められた国境のこと
※国境で接する国どうしの間に、政治的な緊張が高まると、
国と国とをつなぐ道を閉鎖する場合がある
※国家は、自分の国の領土を維持しようとするため、国境に関する争いが、
戦争になることもある
ポイント
・現代世界に存在する国家についておさえる
・国境についておさえる
このあたりが今回のポイントです