現代の世界の交通網について
現代世界の交通網について考えてみます
・現代世界の航空の交通網について
※航空交通は、地域差が激しいと言われている
→特に、先進国の大都市は、航空交通によって密接に結びついている
・空港の中でも、先進国の国々が重視しているのが、ハブ空港だと言われている
※ハブ空港・・様々な空港の拠点になる空港のこと
・ハブ空港は、以下のような特徴と動きがある
→・航空機の大型化と高速化で、大陸間の長距離航空路が、
限られた国際ハブ空港に集中することが予想されている
・大陸内の様々な都市を結ぶのが、小型旅客機を利用したローカルな
航空網だとされている
・ハブ空港には、大きな経済効果が期待されているため、ハブ空港の主導権の争いが
激しくなっている
・ハブ空港には、離着陸が24時間可能、いくつもの4000m級の
滑走路を持てる、などの条件が必要
・一方で、発展途上国の多くは、航空交通網の発達から取り残されている
→そのため、人やモノの移動が限られ、先進国との経済的な格差を
拡大させてしまうと言われている
・空港は、軽くて単価が高いモノの輸送量を増加するための手助けにもなる
→そのため、空港の近くに流通センターやハイテク工業団地が作られる可能性がある
※実際に成田国際空港は、電子部品や精密機器などを扱っていて、
日本で最大の輸出入港になっている
・航空以外の交通機関について
・世界は、航空交通以外には、海上交通や陸上交通など、
様々な交通機関によって結びついている
※航空交通が発達する前からは、海上交通が重要な交通手段だった
※海上交通は、以下のような特徴がある
→・航空交通に比べると、速度が遅い
・重かったり、大きかったりするものを、安い料金で遠くまで運ぶことが出来る
・コンテナ船、タンカーなど、いくつか種類もある
※香港やシンガポールには、大きな中継ぎ貿易港があるため、
コンテナの取り扱いの量が特に多い
→中継ぎ貿易では、仲介する貿易業者は倉庫料や手数料で利益を出している
・ヨーロッパやアメリカなど、広い平野がある国では、陸上交通網(鉄道や道路)が
発達している
※鉄道は、道路での輸送が発達してきたことで、地位が低下してきた
→現在、陸上交通で最も重要なのは、自動車だと言われている
ポイント
・現代世界の航空の交通網についておさえる
・航空以外の交通機関についておさえる
このあたりが今回のポイントです