細胞内外の酵素の働き

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投稿者:       投稿日時:2013/11/12 00:24      
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細胞内外の酵素の働きについて

 

 

(1)酵素の働き

 

 ・触媒(化学反応を促進)

  →触媒は、無機触媒と酵素(生体触媒)に分かれる

 

 ・酵素は、タンパク質が主成分

  ※タンパク質は熱、強酸、強アルカリに弱い

 

 

 

(2)酵素の性質

 

 ①最適温度

  ・無機触媒は、温度の上昇に比例して反応速度も上昇する

  ・酵素は、ある一定の温度の上昇までは反応速度に比例するが

   一定の温度を過ぎると反応速度が遅くなる

 

 ②最適pH

  ※pHは、酸性 < 中性 < アルカリ性 という順番になっていて、中性はpH7

  ・ペプシン(胃液、タンパク質消化)・・・pH2

  ・アミラーゼ(だ液、デンプン消化)・・・pH7

 

 ③基質特異性

  ・酵素は、特定の立体構造を持っていて、その形に合う特定の物質(基質)にしか

   作用しないという特徴がある

     ※炭水化物

      ・でんぷん(アミロース) → アミラーゼ

      ・麦芽類(マルトース) → マルターゼ

     ※タンパク質

      ・タンパク質 ← ペプシン

             ← トリプシン(すい臓)

 

 

 

(3)酵素の分布

 

 ①細胞内で働く酵素

  ・光合成に関係  → 葉緑体

  ・好気呼吸に関係 → ミトコンドリア

  ・嫌気呼吸に関係 → 細胞質基質

 

 ②細胞外で働く酵素

  ・ゴルジ体から分泌される

   =消化酵素

 

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