動物のからだのつくりと働き

閲覧数:3,900
投稿者:       投稿日時:2013/11/12 00:41      
(まだ評価されていません。)
コメント数: 0       お気に入り登録数:2

LINEで送る
Pocket

動物のからだのつくりと組織について

 

※動物の組織には、4種類(上皮組織、結合組織、筋肉組織、神経組織)ある

 

 

 

(1)上皮組織 - 体表面や消化管内壁、血管内壁を覆う

 

 ①構造

  ・単層上皮・・・小腸内壁(栄養の吸収)、肺胞(ガス交換)、毛細血管

  ・多層上皮・・・皮膚の表皮(とてもじょうぶ)

 

 ②働き

  ・保護上皮・・・表皮

  ・腺上皮・・・分泌に関係し、ゴルジ体が発達し、外分泌腺と内分泌腺が存在する

  ・外分泌腺・・・汗腺、皮脂腺、消化腺、涙腺 など

  ・内分泌腺・・・ホルモンの分泌に関係

  ・感覚上皮・・・視覚(網膜)、皮膚感覚(温点、冷点、圧点など、ただし痛点は神経組織)

 

 

 

(2)結合組織 - 異なる単細胞同士を結び、基本細胞が散在し、細胞間物質が間を満たす

  ・真皮・・・分裂して皮膚細胞を作る

  ・骨組織・・・骨細胞が散在し、リン酸カルシウムが間を満たす

             ※この時に、ハーバース管(血管と神経の通路)が活躍する

  ・血液・・・赤血球、白血球が散在し、血しょうが間を満たす(血液は骨髄で作られる)

  ・軟骨組織・・・関節を形成軟骨細胞が満たし、繊維性結合組織が間を満たす

  ・脂肪組織・・・皮下脂肪(エネルギーの貯蔵)

  ・腱・・・筋肉と骨を結ぶ

 

 

 

(3)筋肉組織 - 横紋筋と平滑筋に別れる

  ・横紋筋・・・骨格筋と心筋に別れる

  ・骨格筋・・・強力(多くの核や細胞融合で生じた巨大細胞)で疲れやすく、

         随意筋(大脳が支配)に分類

  ・心筋・・・強力(枝分かれして形が複雑)で、不随意筋(間脳が支配)に分類

  ・平滑筋・・・内蔵筋ともいい、力が弱くて疲れやすく、不随意筋(間脳が支配)に分類

 

 

 

(4)神経組織 - 長細く、ニューロン(神経単位)から成る

   ・神経には、中枢神経と末梢神経がある

   ・中枢神経・・・大脳、間脳、中脳、小脳、延髄、脊髄  などがあてはまる

   ・末梢神経・・・体性神経(大脳の支配)と自律神経(間脳の支配)に分けられる

   ・体性神経・・・運動神経と感覚神経に分かれる

   ・自律神経・・・交感神経(闘争状態)と副交感神経(休息状態)に分かれる

   ・ニューロンは、運動ニューロン、感覚ニューロン、介在ニューロンがある

 

閲覧数:3,900
LINEで送る
Pocket


(この記事はまだ評価されていません)
Loading ... Loading ...
投稿者:
投稿日時2013/11/12 00:41

コメント数: 0
お気に入り登録数:2




コメントを残す