核の構造と核の働き

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投稿者:       投稿日時:2013/11/11 23:53      
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核の構造はどうなっているのか

 

・核は、ふつうは1個(無核・・哺乳類の赤血球、多核・・骨格筋(細胞融合))

 直径 20~30μm(老若に関係なく、ほとんど同じ大きさ)

 

 

・核は、下に書いてあるようなもので出来ている

 →・染色体(DNAとタンパク質で、酢酸カーミンなどで染まる)

  ・核小体(RNAが集中する)

  ・核膜孔(RNAの出口)

  ・核膜(二重膜、真核生物に存在する)

  ・核液(細胞分裂の時に染色体を引っ張る紡錘糸になる)

 

 

 

 

 

 

実際の核の働きを、2つの実験から考えてみる

 

 

①アメーバの除核実験

 

 ・アメーバを、核がある部分と無い部分とに分ける

  →すると、核があるほうと無いほうで別々の結果が生じる

   ※核があるほう・・成長と増殖を続ける

      無いほう・・しばらく生きるものの、やがて死ぬ

 

  =つまり、核は成長や増殖(生命活動)を支配している

 

 

②カサノリの核移植実験

 

 1、AとBの2種類のカサノリを、カサ、茎、核のある根の3つに分ける

 

 2、その後、両方ともカサを捨てる

 

 3、そして、Aの茎をBの核に、Bの茎をAの核にくっつける

 

 4、すると、両方とも1回目は中間のカサが生まれる

   ※この時に枝の情報が無くなる

 

 5、その後、両方のカサを除去して再生する

 

   →すると、Aの茎かつBの核からはBのカサが、Bの茎かつAの核からはAのカサが生まれる

 

   =つまり、核は細胞の構造を決める力がある

 

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