問題と原因を解決するポイントはどこにあるのでしょうか
規模は大きいものから、小さいものまで。
内容は濃密なものから、薄っぺらなものまで。
ささいなケンカもあれば、
相手を傷つけるような大きな事件にまで発展することもあります。
そういった揉め事に、もし自分が参加していたら、
と思うと、個人的にはすごくゾッとします。
しかし、実際のところ揉め事は、なかなか避けては通れないものです。
ボクも、時々揉め事には出会ってしまいます。
そんな中、ボクが揉め事に巻き込まれたときに、気をつけるようにしていることがあります。
それは、
揉め事の原因は自分かもしれない。と考える
かなり弱気な発言かもしれませんが、
これは、重要だと思うのです。
揉め事って、お互いの間になにか問題が生じたから、起きてしまうわけでして。
お互いの問題なのに、
一方的に相手が悪いと判断することは難しいのではないでしょうか。
お互いが関わっている以上、
自分のせいであるということも考えられなくはありません。
完全に相手が悪いと思い込んでいても、
万が一、自分が悪かったら、立場も無くなってしまいます。
だから、もしもの場合も考え、
ボクは、揉め事が起きたら、すぐに相手のせいだとは考えずに
自分に原因が無いかを意識するようにしています。
自分を振り返ってみて、自分に本当に問題がなければ
相手を振り返ってみることで、原因が見つかると思います。
逆に、相手を先に疑ってみるというのは、危険のような気がします。
相手を先に疑うということは、
自分は100%悪くないということが前提となっていることになります。
自分を振り返る、という過程が完全に抜け落ちてしまいます。
もし、一切自分を振り返らない状況で、自分に原因があった場合は・・・・
そして、最初に自分を疑うというのは、揉め事の時以外でも必要な気がします。
想像してみて下さい。
誰かに怒られている時とか、試験の問題を解く時とか。
問題に出会った時に、
とりあえず自分を疑ってみて、自分ではないことの確信が持てたところで、
相手を疑ってみる。
この流れが様々な場面で必要なのかもしれません。