現代文【熟語の構成】

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投稿者:       投稿日時:2018/01/23 01:06      
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高校入試にも出題される【熟語の構成】について、解説します。

 

熟語とは、2字以上の漢字のみの組み合わせの語句のことを言います。

今回は高校入試に出やすい、2字熟語の構成の解説です。

 

1、似た意味の漢字の組み合わせ

例:表現(「表」も「現」ともに「あらわす」の意味)

 

2、反対の意味の漢字の組み合わせ

例:明暗(「明るい」と「暗い」で反対の意味になっている)

 

3、1文字目が2文字目を修飾しているもの

例:親友(「友」を「親しい」が詳しくしている)

 

4、1文字目が主語、2文字目が述語

例:国営(「国が営む」のように主語述語になる)

 

5、2文字目が目的語になる(2文字目の後に「を」「に」を補って読めるもの)

例:登山(「山“を”登る」のように2文字目から1文字目と読める)

 

6、1文字目に打ち消しの語がある

例:未来(打ち消しの語は「未」「非」「否」「無」「不」がある)

 

このように、漢字の組み合わせになっているものを、1文字ずつ分解し、構成を理解する必要がある。

今回は6種に分けたが、参考書によってはもっと大まかに、もっと細かく分けているものどちらもある。

 

【補足】

熟語の構成は2字熟語が基本になっている。

そのため、3字熟語もこれを基本として考える。

 

□□+□(2字熟語の後に1字たしたもの)例:運動会、可能性

□+□□(2字熟語の前に1字たしたもの)例:好印象、未完成

□+□+□(1字1字が独立しているもの)例:衣食住

 

意味の面ではより細かく分けることができるが、基本はこれである。

 

 

 

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(1名の投票, 平均点: 5.00, 総合点:5 | 未評価)
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投稿日時2018/01/23 01:06

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コメント

  • : 2018/6/16(土) 16:03:29 | 山本 | 返信する

    不沈の熟語の構成教えてください

  • : 2018/6/19(火) 22:14:56 | やうやう | 返信する

    コメントありがとうございます。

    「不沈」は頭に「不」という打ち消しの語がついているので上記の6に当てはまるかと思います。

  • : 2020/1/24(金) 22:31:46 | 受験生 | 返信する

    受験で生かしたいです!

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