第二次世界大戦の流れと結果について
第二次世界大戦の流れと結果について考えてみます
・第二次世界大戦の流れと結果について
・第二次世界大戦は、日本、イタリア、ドイツが、国内の危機を「他国への侵略」によって
解決しようとして、ヴェルサイユ体制とワシントン体制を壊そうとしたことから始まった
・この後、国際連盟を中心とした集団安全保障の体制が崩れていくなかで、
最初は各国が以下の動きを見せていた
→・ドイツとイタリアがヨーロッパで侵略戦争を始めた
・日本が中国に対して侵略戦争を始めた
※これらの侵略戦争が、1941年に独ソ戦と太平洋戦争の始まりによって、
世界戦争に拡大していった
=この世界戦争を、第二次世界大戦という
・第二次世界大戦は、連合国側と枢軸国側で戦うことになった
→連合国側
・早い段階で反ファシズムをかかげた
・大西洋憲章によって新しい戦後の秩序が示された
→これらが、多くの国々の支持を集めた
→枢軸国側
・自分の国民の優秀さをとなえていった
・それぞれの支配圏の確立を目指した
・広く世界に訴えるという普遍的な考え方は持たなかった
→枢軸国側は、暴力的に占領地を支配していった
※しかし、この支配は占領地域の人々の広い抵抗運動を呼び起こした
=その結果、ファシズムの国々は事実上全世界を敵に回すことになったため、負けた
※第二次世界大戦の犠牲者は、軍人や民間人をあわせて数千万人いたと言われている
→これらには、人種的かつ宗教的な差別による追放や大量殺害も含まれている
→そのため、戦後も各地で多くの難民を生んだと言われている
・アメリカとソ連は、連合国の勝利に決定的な役割を果たしたと言われている
=そのため、米ソ両国は戦後の世界で指導的な地位を認められた
→その裏でヨーロッパは、世界の中心という地位から、世界の様々な地域の一つに後退した
→その一方で、中国やアジアなどの様々な地域での民衆の抵抗運動が激しくなった
=民衆の抵抗運動は、反ファシズムの枠を超え、欧米の国々の植民地支配を通り越して、
自立するほどの力を得た
=第二次世界大戦の以下のような影響は、戦後の世界の方向を決める要因になるほどの
大きなものだった
・多くの被害と犠牲
・様々な土地の荒廃
・核兵器の登場
・人類の生存のとらえなおし など
ポイント
・第二次世界大戦の流れと結果をおさえる
このあたりが今回のポイントです