太平洋戦争について
太平洋戦争について考えてみます
・太平洋戦争について
・一方で、日本は日中戦争の長期化によって国力を消耗させた
→そのため日本は、状況を打開するために南方への進出を目指していった
・また日本は、1940年9月に、フランスの敗北をきっかけに
フランス領インドシナ北部に軍を派遣した
・さらに、三国防共協定を日独伊三国同盟に発展させていった
・1941年4月に、北方の安全の確保のために、日ソ中立条約を結んだ
※さらに、フランス領インドシナの南部にも軍を進めていった
・上の日本のような動きの裏で、アメリカは中立を守っていた
→しかし、1941年3月に、武器貸与法という法律によって
イギリスやソ連などに武器や軍需品を送った
※これに加えて、反ファシズム諸国を支援する姿勢を明確にした
・またアメリカは、日本が南方に出てくることを意識して、以下のようなことを行った
→・日本への石油の供給を停止した
・アメリカ、イギリス、中国、オランダと一緒に「ABCDライン」を作って対抗した
・1941年の初めから日米関係が悪くなっていった
→すると、1941年12月8日に、日本軍がハワイの真珠湾(パールハーバー)にある
米海軍基地を奇襲して、マレー半島に軍を上陸させて、アメリカとイギリスに宣戦した
=この宣戦によって始まったのが太平洋戦争だった
・太平洋戦争が始まってからの半年間で日本は、外国に対して以下のようなことを行った
→・マレー半島、香港、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ソロモン諸島を占領した
・ミャンマーを征服した
・日本が「大東亜共栄圏」を提唱した
・占領下のフィリピンやミャンマーで、親日政権を作らせた
・インドネシアに親日組織を作らせた
・インドシナとタイに日本との協力を発表させた
→日本国内では、以下のようなことを行った
・開戦後から、軍部の権力が強くなった
・言論や報道を厳しく統制した
→日本は、朝鮮に対して以下のようなことを行った
・1930年代の終わりから「創氏改名」などの同化政策が強められていった
・開戦後から日本の支配がカ国になっていった
・日本国内の労働力不足を補うために、朝鮮の労働者を日本本土へ強制的に連れてきた
・戦争の末期に、徴兵制を適用した
→日本は、東南アジアに対して以下のようなことを行った
・東南アジアの国々は、日本を「欧米諸国の植民地支配から解放しれくれる国」
として受け入れた
・日本の東南アジアへの進出の目的は、資源の収奪と収奪に必要な治安の確保だった
・軍政のもとで、日本語教育や、神社の参拝の強制を行うなど、
現地の歴史や文化を無視した政策を行った
・シンガポール、マレー半島、フィリピンなどでは住民への残虐行為や捕虜を含む
強制労働が多く起きた
※これらのような行動が、住民の激しい反感を呼んだため、
日本軍が各地で抵抗運動と戦うことになった
※太平洋戦争の時の日本は、工業の基盤が弱かったために、長期に戦う能力が足りなかった
=そのため、日本は1942年6月にミッドウェー海戦で負けて、
戦争の主導権を失うことになった
ポイント
・太平洋戦争の流れと内容についておさえる
このあたりが今回のポイントです