長崎貿易について
長崎貿易について考えてみます
・長崎貿易について
※なぜ、長崎貿易を取り上げるのか
→鎖国政策の時に、日本に来る船がオランダ船と中国船だけになり、
貿易の港は長崎だけになったから
・長崎貿易の時に、オランダはバダウィア(現在のジャカルタ)というところに
東インド会社を置いた
→オランダは、東インド会社の支店として、長崎の出島にオランダ商館を置いた
※その時に、オランダは貿易の利益だけを追求した
※オランダは、織物類、砂糖、薬品、書籍、中国産の生糸などを日本に入れた
・幕府は、長崎を使ってヨーロッパの文物(文化の産物)を輸入した
→その時に、オランダ船が来るたびにオランダ商館の商館長が提出していた
オランダ風説書というものによって幕府が海外の状況を知ることが出来た
※1633年からオランダ人がオランダ風説書を持って江戸に来ること
(江戸参府)が制度になった
・中国は、明が17世紀の半ばに倒れ、新しく清という国が出来るということが起きた
※明から清に変わる時の動乱が落ち着いてから、長崎での貿易の額が毎年増えていった
※当時中国から輸入したものは、生糸、書籍、絹織物だった
一方で、日本は銀、銅、海産物などを輸出した
・日本は、輸入が増えたことによって、銀がどんどん出ていった
→幕府は、銀の流出をおさえるために、以下のようなことを行った
・1685年に、オランダ船と清船から輸入する額を制限した
・1688年に、日本に来る清船を、年間70隻にした
・1655年に、糸割符制度が一度廃止されて、
相対自由貿易(競争入札で行う貿易)になったが、
1685年に、糸割符制度が復活した
・1685年に、年間の貿易額を銀の換算で、オランダ船が3000貫、
中国船が6000貫に限定された
・長崎の様々な場所に住んでいた清の人の住む場所を限定する目的で、
唐人屋敷という居留地を作った
ポイント
・長崎貿易についておさえる
このあたりが今回のポイントです
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