気候の温暖化と現代の気候について
気候の温暖化と現代の気候について考えてみます
・気候の変化と温暖化について
・気候は、長い地球の歴史の中で絶え間なく変化していると言われている
※最近の200万年は、氷期と間氷期の交代が、約10万年間隔で繰り返されてきた
→このような気候の変化は、自然界にもともと存在していた変化だとされている
・一方で、最近の約100年の間に、地球の平均気温は変動しながらも激しく上昇している
※気温の上昇と同時に、二酸化炭素の排出量が急増している
・産業革命以後、石炭や石油などの化石燃料を人間が大量にしてきた
→その結果、大気中の二酸化炭素の濃度は、産業革命前に比べて、
30%近くも高くなっている
=そのため、近年、地球の平均気温が上昇している原因には、
人間活動によって、二酸化炭素などの温室効果ガスが増加した影響が大きい
と見られている
・温室効果ガスには、地表から放出された熱の一部を吸収して、
地球の大気中に閉じ込める性格があると言われている
=これを温室効果という
※最近は、人間活動が盛んになるにつれて、地球温暖化など、人間が気候に及ぼす影響が
大きくなりつつあると言われている
・現代社会の気候について
・現代社会では、場所による気候の違いが与える様々な影響を見出すことが出来る
と言われている
・中でも、人口が集中して、自然状態とは異なる環境にある都市では、
都市気候と呼ばれる特殊な気候が見られる
※都市気候の例について
・東京などの大都市の都心部では、大量の人工熱が排出されている
・また、都市は地面が人工構造物でおおわれていて、植物が少ない
・さらに、都市は工業活動や自動車による人工熱の放出が盛んになっている
→そのため、これらの現象が積み重なり、都市は郊外よりも気温が高くなる、
ということが起こる
=この現象を、ヒートアイランド現象という
・高層ビルの周辺では、ビル風と呼ばれる突風が吹くこともある
・都市は大気汚染が深刻で、光化学スモッグなどによって、
人間の健康が損なわれることもある
ポイント
・気温の温暖化についておさえる
・現代の気候についておさえる
このあたりが今回のポイントです