企業的農業について
企業的農業について考えてみます
・企業的農業について
※企業的農業とは・・大きな資本と最新の農業技術を投入した大規模な生産を行う農業のこと
→企業的農業は、生産と販売の効率化をはかるために、
単一種類の作物の栽培や家畜の飼育を行うことが多い
・企業的農業は、企業的穀物・畑作農業、企業的牧畜、プランテーション農業がある
・企業的穀物・畑作農業
→・企業的穀物・畑作農業とは・・小麦や飼料作物を大規模に栽培する農業のこと
・北アメリカのプレーリー、アルゼンチンのパンパ、ウクライナ周辺などで行われる
・パリ盆地以北には数百haにも及ぶ小麦栽培の企業的経営が発達している
・広い土地で大型農業機械を使うため、労働生産性はきわめて高く、
国際競争力が強いと言われている
・企業的牧畜
→・企業的牧畜とは・・広い牧場を持ち、自然の草地、牧草地、家畜の水飲み場などを
備えた大規模な農業のこと
・アメリカ合衆国西部のグレートプレーンズ、オーストラリアの内陸部などで
行われている
・企業的牧畜では、農作業や家畜の管理にも機械化が進められている
・その地域に適した家畜の品種改良も行われている
・プランテーション農業
→・プランテーション農業・・先進国の企業などが資本や技術を提供し、
現地の人や移民を低賃金で雇って輸出向けの商品作物を
大規模に栽培する農業のこと
・農園内には、加工施設や労働者の住宅などもある
・プランテーション農業は、熱帯や亜熱帯で行われ、単一耕作(モノカルチャー)が多い
※モノカルチャーとは・・地域の気候や土壌に適した特定の作物だけを
栽培する農業のこと
・カカオ、天然ゴムなどが作られる
ポイント
・企業的農業の概要についておさえる
・企業的穀物・畑作農業についておさえる
・企業的牧畜についておさえる
・プランテーション農業についておさえる
このあたりが今回のポイントです