世界の消費活動について
世界の消費活動について考えてみます
・世界の消費活動について
・消費活動は、先進国と発展途上国で大きく違うと言われている
※先進国
→・一般的に収入が多く、生活水準が比較的高い
→そのため、食費や身の回りの品物の購入費など、生活に欠かせない費用の割合が
減る傾向がある
=残りの収入は、耐久消費財、ぜいたく品、レジャーなどのための費用として
使われることが多い
※発展途上国
→・収入の大半が生活必需品の消費に充てられる
=そのため、ぜいたく品を購入する余裕がない人が多い
・消費行動の変化について
・生活の変化に伴って、人々の消費行動は大量消費の傾向が、より強くなった
※大量消費の傾向が強くなった理由
・都市域への人口集中
・核家族化による消費量の増加
・経済成長による所得の増大や労働時間の短縮 など
※また、モータリゼーション(車社会化)の進展は、
大量生産と大量消費を強く結びつけた
→そのため、大型のスーパーマーケットやチェーンストアなどに見られる
流通形態の多様化を生み出した
・消費者の好みや生活スタイルも多様化が進んだ
→そのため、24時間営業のショッピングセンターやコンビニエンスストアのような、
新しいタイプの商業施設が発達してきた
・一方で、以下のような社会の動きは、人々の消費行動に大きな変化をもたらした
と言われている
→・テレビや新聞を通じての通信販売
・携帯電話やパソコンからのチケット予約や商品の購入の可能
・工場からの直売品や有名ブランド品を気軽に手に入れることができる
アウトレットモールの出現
※アウトレットモールとは
→メーカーが、自社商品の在庫処分のために定価を割り引いて販売する店が集まった
ショッピングセンターのこと
・世界での大量消費の広がりについて
・生活水準の向上とともに、消費量は世界的にのびる傾向にある
→しかし、消費スタイルはだんだんと画一化かつ同質化しつつあると言われている
※代表的なものに、アメリカから始まって世界全体に広がっていった
ショッピングセンターなどがある
・上のような動きは、外食産業でも起きていると言われている
※アメリカで生まれたハンバーガーやピザのチェーン店は、世界各国に広がっている
=上のような画一的かつ同質的な消費スタイルが、世界的に広がりを見せている
※しかし、このような状況で、以下のような弊害も生まれてきていると言われている
・肥満の増加
・ごみの増大 など
ポイント
・世界の消費活動についておさえる
・消費行動の変化についておさえる
・世界での大量消費の広がりについておさえる
このあたりが今回のポイントです