日本の消費活動と余暇活動について
日本の消費活動と余暇活動について考えてみます
・日本の消費活動について
※日本の消費活動は、地方中心都市と市街地で変わってきていると言われている
・地方中心都市
→・古くから栄えた城下町など、歴史的な町に起源を持つものが多いと言われている
・地方都市の中心部や駅前には、商店街が発達してきている
※しかし、モータリゼーションが進んだことによって、都市郊外の幹線道路沿いに
量販店や大型のショッピングセンターが立地された
→すると、価格の安さ、品揃えの豊富さ、自家用車で行ける便利さなどが理由で、
人々が郊外へ流れていった
・古い商店の街なみを生かすことで、人を集めて商店街に
活力を生み出そうとしているところもある
・市街地の中心部や駅前の商店街
→・道路の拡張、バスターミナルや駐車場の新設などが行われた
=時代の変化に対応した市街地の再開発が行われた
・一方で、時代の変化に取り残されてきたが、さびれてきてしまったケースも多い
・地域の中心的な存在だった百貨店が閉店したことに伴って、
商店街全体が衰退してしまったところもある
・日本の余暇活動について
・日本の余暇活動は、モータリゼーションの進展に伴って、
範囲が大きく広がったと言われている
・日本人の労働時間は、年間2000時間を切り、アメリカやイギリスなみになった
→そのため、日本人が余暇活動に充てる時間は増加し、
自分の時間や予算にあった様々な余暇を楽しんでいる
・日本人の余暇活動は、1日を単位とするもの、数日から十数日までのものがある
→・数日から十数日の余暇活動・・温泉めぐりなどの国内観光旅行など
・1日の余暇活動・・音楽鑑賞、カラオケ、外食、スポーツ観戦など
※都市の郊外には、1日単位の余暇活動を楽しむための商業施設も多く立地している
・日本の余暇は、欧米に比べて、以下のような特徴がある
→・一度にとれる休暇期間が比較的短い
=そのため、日本人の余暇は短期のものが中心とされている
・休暇の時期が夏休みや正月などの一時期に集中する
=そのため、交通機関や観光地などの余暇施設は混雑することが多い
・日本人の海外渡航者が、大幅に増加している
→観光旅行の場合は、日数は数日から1週間程度までの短いものがほとんどとされている
※最近は、リゾート地の高級ホテルやコンドミニアムに滞在するツアーに
人気が集まっている
=日本人の余暇の多様化が進んでいると言える
ポイント
・日本の消費活動についておさえる
・日本の余暇活動についておさえる
このあたりが今回のポイントです