無性生殖と有性生殖

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投稿者:       投稿日時:2013/11/12 00:51      
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無性生殖と有性生殖について

 

 

1、無性生殖・・・個体で子を作る(子は親と遺伝的に同じクローンである)

 

 

①分裂・・・同じ大きさに分かれる

 ・二分裂・・・単細胞生物(アメーバ、ゾウリムシ、ミドリムシ)

        多細胞生物(イソギンチャク)

 ・複(多)分裂・・・マラリア病原虫、クラゲの幼虫(ストロヴィラ幼生→エフィラ幼生)など

 

 

②出芽・・・大小に分かれる

 ・単細胞・・・酵母菌(アルコール発酵するカビの一種)

 ・多細胞・・・ヒドラ

 

 

③栄養生殖・・・植物の栄養器官(根、茎、葉)から子が出来る

 ・根・・・サツマイモ、ダリア(塊根)

 ・茎・・・ジャガイモ(塊茎)、タマネギ(鱗茎)、シロツメクサ(ほふく茎)

 

 

④胞子生殖・・・減数分裂で胞子(染色体数n)をつくり、それが発芽して子になる

 ・藻類、菌類(カビやキノコ)、コケ類、シダ類 などがあてはまる

 

 

※無性生殖は、増殖しやすい反面、クローンしか生じないため、環境への種としての適応性が低い

 

 

 

 

2、有性生殖・・・2個体が減数分裂で作った配偶子2個が接合して子になる

 

 

①同形配偶子接合・・・性の分化がない

 ・クラミドモナス などがあてはまる

 

 

②異形配偶子接合

 ・大(雌性)配偶子と、小(雄性)配偶子がある

 

 

③受精・・・性が確立し、動物と植物で分かれる

 ・動物

  →・卵・・・卵黄を貯えて大型化し、運動性を失ったもの

   ・精子・・・小型化して運動性が発達する

 ・植物

  →・卵細胞・・・胚珠中に存在して、栄養は貯えない

   ・精細胞・・・花粉管の中を原形質流動で胚珠へ運ばれる(運動性はない)

 

 

※有性生殖は、増殖しにくいが、遺伝的に多様な子が生じるのを

 環境に対する種としての適応性が高い

 

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コメント

  • : 2021/1/18(月) 22:59:44 | 名無し | 返信する

    タマネギは栄養生殖ではないのでは?

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