花芽形成の調節

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投稿者:       投稿日時:2013/11/12 04:42      
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花芽形成の調節について

 

※花芽形成は、日長の変化によって影響を受ける

 =花芽形成には、「光周性」がある

 

 

 

1、光周性と花芽形成

※光周性と花芽形成との関係の視点から見た時に、長日植物、短日植物、中性植物の3つに

 大きく分けることが出来る

 

・長日植物・・・春から初夏にかけて花芽形成され、連続した暗期 < 限界暗期になる

        (長日植物は、日が長くなる時期が花芽形成する時期になり、

         ダイコンやアブラナなどが例)

 

・短日植物・・・夏から秋にかけて花芽形成され、連続した暗期 > 限界暗期になる

        (短日植物は、日が短くなる時期が花芽形成する時期になり、

         コスモス、アサガオ、イネなどが例)

 

・中性植物・・・花芽形成される時期は、特に決まっていなくて、ナスやトマトなどが例

 

 

 

※限界暗期・・・花が咲くために最低限必要な暗期のことで、いくつかの特徴がある

 

※限界暗期に関する実験

 ・12時間を限界暗期とした場合、暗期と明期の時間がどれくらい必要かを実験してみた

  ①暗期8時間 / 明期16時間     →   長日は咲く / 短日は咲かない

  ②暗期16時間 / 明期8時間     →   長日は咲かない / 短日は咲く

  ③暗期8時間 / 明期8時間      →   長日は咲く / 短日は咲かない

  ④暗期16時間 / 明期16時間    →   長日は咲かない / 短日は咲く

  ⑤暗期合計16時間 / 明期8時間   →   長日は咲く / 短日は咲かない

   (途中少し明期を作る=光中断)

 

 →この実験から分かること

  ・必ず一定の暗期が必要

  ・①と③より、暗期と明期のバランスではなく、暗期の長さが重要

  ・⑤より、途切れることなく連続した暗期が必要

 

 

 

 

2、花芽形成に関わるホルモン

 

※花芽形成に関わる一番重要なホルモン  →  フロリゲン

                       (花成ホルモン、花芽形成ホルモン)

 

・フロリゲンの特徴

 →・師管を通る

  ・葉で日長変化を感知し、葉でフロリゲンが合成される

  ・種によらず、その構造が類似している(機能を果たす部分は同一)

 

 

 

 

3、花芽形成と温度

 

※基本的に、花は開花しないと結実しない

 →代表的な例として、秋まきコムギがある

 

・秋まきコムギの例

 →・秋まきコムギは、一度低温(冬)を経験しないと開花と結実しない

    →秋まきコムギのような越年生植物は、冬を経験する必要がある

     =そのため、冬の経験が必要な種は、人工的に「春化処理」をする必要がある

    ※低温処理は、ジベレリンでもよい

 

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