環境倫理について考える① -日本で話題になった環境問題・現代の環境・環境問題の種類と原因-
環境倫理について考えてみます
・環境問題を考えることになったきっかけ・・足尾銅山鉱毒事件だと言われている
※この事件は、日本の公害問題のスタートと言われ、
田中正造が天皇を直訴するところまでに発展した
→その後、さらにそれ以上に大きな被害をもたらして、問題とされたのが、
四大公害による、四大公害裁判だと言われている
・四大公害裁判の内容
・熊本水俣病 ・新潟水俣病 ・四日市ぜんそく ・イタイイタイ病
→この4つの共通点
・4つとも、原告側(訴えた側、今回は被害を受けた住民の側)が勝利した
・企業が自分の経済や利益を優先して、環境に目を向けなかったことが
原因の一つになった
・国家が公害に対して、適切な対応をしなかった
→このような状況の中、地球規模で進む環境問題に対して、意見を提示した人がいた
=代表的な人に、ボールディングとレイチェルカーソンがいる
・ボールディングについて
・「宇宙船地球号」という言葉を使った
・地球の環境は、地球でしか考えることができず、一人の環境破壊が
結果的に地球全体の環境破壊となるから、
地球上の全員が同じ船に乗っているような意識を持つべきだと考えた
・レイチェルカーソンについて
・「沈黙の春」という本を書いた
・その本の中で、DDTや農薬などを大量に使うことによって、
生物に影響を与える危険性を考えた
・現代の環境問題について
→現代で環境を破壊されている状況として、以下のような状況に陥っていることがある
と言われている
・生態系(エコシムテム)の悪化・・ある地域に住む全ての生物とそれらを
取り巻く環境(=エコシステム)が悪化している
・生物種の減少・・地球上から、一部の動物や植物が絶滅しようとしている
・資源の枯渇・・地下資源(石油や石炭)、森林資源(木材など)、海洋資源などが
減少している
・廃棄物の累積・・工場や家庭から出るゴミや排水が、
自然環境の中に溜まってしまっている
・環境問題の種類と原因について
→様々な環境が、様々な原因で環境問題になってしまっている
問題 原因とその影響
・砂漠化・・・・・・原因-森林の伐採、焼き畑や放牧のやりすぎ、田畑への水のくみ上げなど
影響-牧場の草の減少と、それによる食料不足と飢餓の人口の増加、
住む土地の減少など
・地球温暖化・・・・原因-工場や自動車から出る二酸化炭素などの温室効果ガスなど
影響-海の拡大と、南極や北極の氷などが溶けることによる海面上昇で、
海抜の低い国の危険や緯度の高い地域に新しい病気を
もたらす可能性があるなど
・酸性雨・・・・・・原因-化石燃料(石油や石炭など)を使うことによって出る
硫黄酸化物や窒素酸化物など
影響-森林を枯死させるなど
・オゾン層の破壊・・原因-フロンガス(スプレーの噴射剤や精密機器の洗浄などに
使われるもの)
影響-紫外線の量が増えることで、皮膚ガンや白内障を
引き起こす可能性があるなど
→これらのような環境問題は、それ単体で起きるのではなく、森林の伐採が砂漠化につながる、
などお互いに関連し合っている
ポイント
・最初は、足尾銅山鉱毒事件で、その後の大きな公害問題として四大公害病があり、
この裁判は全て原告側が勝利した
・ボールディングが「宇宙船地球号」を、レイチェルカーソンが「沈黙の春」で
農薬の大量使用の危険性を提唱した
・現代の環境問題の代表的なものに、生態系の悪化、生物種の減少、資源の枯渇、
廃棄物の累積などがある
・環境問題の主な種類として、砂漠化、地球温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊などがあり、
これらの原因と影響も押さえる
コメント
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