民主政治の仕組みについて -民主政治の歴史と政党政治-

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投稿者:       投稿日時:2013/11/15 22:36      
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民主政治の仕組みについて考えていきたいと思います

 

 

・民主政治の大まかな歴史について

 

 ※民主政治の根底にある考え方

  ・・リンカーンの「人民の、人民による、人民のための政治」という考え方

    →この考え方を踏まえた上で作られている制度として、直接民主制と間接民主制がある

   

   ※・直接民主制・・国民が政治についての決定などに直接参加する制度のこと

    ・間接民主制・・国民が代表を選んで、その代表を通して、政治に参加する制度のこと

 

 

 

・政治制度の各年代の歴史

 

 ・近代・・この時期に間接民主制を作ったと言われている

      ※間接民主制の中で代表的なものに、議会制民主主義も作られた

       ・議会制民主主義・・国民から選ばれた代表が議会を中心にして行う

                 民主政治のこと

 

 

 ・19世紀・・一定以上のお金を持っている人だけに選挙権があった

        =このように、選挙権に制限がある制度を、制限選挙制と言う

  ※イギリスでは、制限選挙制に反対の立場だった人達が団結して、

   チャーティスト運動という運動を行い、その運動の影響で、何回か選挙法が変わっていった

 

 

 ・第一次世界大戦後・・男子普通選挙制が中心となっていったが、

            この制度が出来たことをきっかけにして、

            大衆民主主義が出来ていった

            →このような流れがあり、女性にも参政権が与えられるようになった

 

  ※大衆民主主義について

   ・大衆民主主義・・一部の優秀な人達が政治の中心を担うのではなく、

            大衆が政治の中心になる、というあり方のこと

   ・大衆は、情報などを使うことで、権力を持っている人達に

    コントロールされやすいと言われている

   ・大衆民主主義の流れの中で、大衆民主主義とは全く違う政治の方法として、

    ファシズムが生まれたと言われている

 

 

 ・ファシズムについて

  ・ファシズム・・国家を最高のものと考えて、人々よりも国家を重視して

          進めていく政治の仕組みのこと

          人々の自由や権利を暴力などを使うことで抑え込もうとした

          独裁の政治という特徴がある

   ※ファシズムは、イタリアのファシスタ党やドイツのナチス政権などが代表的で、

    具体的な行動に、議会政治の否認、一党独裁、労働組合の解散、

    暴力による自由の剥奪などがある

 

 

   →このファシズムの経験から、多くの政党が互いに競争し合って、

    多くの政党が活動することが重要だと考えられた

    =このような考え方を複数政党制という

 

 

 

 

・政党と政党を使った政治(政党政治)の仕組みについて

 

 ※政党とは・・国民が政治に関する考えを決めるためのサポートをしつつ、

        自分達が政治を仕切る中心になろうとしてお互いに競争し合う組織のこと

 

 

 ・民主政治は、政党政治なので、「社会と政治の架け橋」と言われている

  ※政党政治・・政治に関しては、政党が国民の責任を負う、という政治のこと

   →そのため、議員が自分の所属している党に合わせて議会で投票する必要が出てきた

    =このように、議員の意見が党によって左右されることを、党議拘束と言う

 

 ・政党は、昔は名望家政党の傾向が強かったが、今は大衆政党の傾向が強いと言われている

 

  ※・名望家政党(議員政党)・・政党のメンバーが、著名人や有名人などで

                 構成されている政党のことで、政策の内容よりも、

                 どれだけ有名かで議員に選ばれる傾向が強かった

                 活動が議会の中だけのため、地方の力がいらなかった

 

   ・大衆政党(組織政党)・・大衆によって支持される政党のこと

                政策は重要で、国民の利益や考えを政治に

                反映させる意識が強かった

                大衆の票が必要なため、全国的な力が必要となる             

  →ただし、最近では、組織政党の力は弱まってきている、とも言われている

 

 

 ・いくつかの政党が結果的にどのような政党政治を作っているのか             

  →一党制、二党制、多党制が多いと言われている

   ※・一党制・・一つの政党が常に政権を担い続ける体制のこと

    ・二党制・・二つの政党が交互に政権を担う体制のこと

    ・多党制・・三つ以上の政党のうち、どこかの政党が政権を担う体制のこと

 

 

 

 

・民主政治の現実について

 

 

 ・民主政治では、政治の様々な決定の方法は多数決を取られることが多い

  →しかし、多数決は少数派を疎外し、基本的人権に反することになり、

   結果的に「法の支配」にも反すると考えられた

   =そのような事態を無くすために、権力分立が考えられたと言われている

   ※しかし、実際は少数派の利益集団が政治に圧力をかける、といったような

    ことをするため、多数派が必ず勝つということが常にあるわけでは無い

 

 

 ・民主政治では、宗教や階級などの壁によって多数派、または少数派が

  常に政治を仕切り続ける、ということが考えられる

  →しかし、そのような状況は、本当に民主政治なのか、という不安や問題が生まれてしまう

   =そこで、民主政治に、多数者支配型と合意型の2つの種類が見られるようになった

  

  ・多数者支配型・・イギリスなどで見られる方式で、多数派の考えが結果的に

           尊重される方式のこと

  ・合意型・・スイスなどで見られる方式で、様々な宗教、言語、階級の人達の

        合意を得ながら物事を決める方式のこと

 

 

 

ポイント

・直接民主制、間接民主制、議会制民主主義、制限選挙制、チャーティスト運動、

 男子普通選挙制、大衆民主主義を押さえる

・ファシズムという独裁の中から、複数政党制が生まれた

・政党、政党政治の概要を押さえる

・政党には、党議拘束があり、昔は名望家政党、今は大衆政党となっている

・現在では、一党制、二党制、多党制などがある

・民主主義の基本は多数決だが、利益集団の影響などで少数が勝つこともある

・イギリスの多数者支配型、スイスの合意型などがある

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