現代の企業について -株式会社と企業の社会的責任-

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投稿者:       投稿日時:2013/11/17 20:43      
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現代の企業について考えてみます

 

 

・企業について

 

 ・企業は、大きく2種類に分けることができる

  ・個人企業・・個人が自分のお金を使って自分で経営する企業のことで、

         農家や個人商店などが含まれる

  ・法人企業・・株式会社や合資会社、合同会社など、

         何人かの個人がお金を出し合って経営する企業のこと

 

 

 ・法人企業について

  →法人企業には、株式というものが存在する

   ・株式・・株券を持っている割合に応じて、企業から様々な権利をもらうことができ、

        その権利のことを指す

   ※株券・・1つの株式を証券(財産に関して権利や義務が書かれている紙)に

        したもののこと

        ※株券は基本的に証券取引所というところで取り引きされ、

         需要と供給で株券の値段(=株価)が決まる

         →ある企業の株券の需要が高くなれば株価は上がり、

          供給が多くなれば株価は下がる

    ※株券は、2009年6月に

     完全なペーパーレス化(紙ではなく、電子取り引きなどで行うこと)となった

 

 

 ・現代の資本主義経済の特徴について

  →根本的に、企業の規模が大きくなってきている(企業の大規模化)という特徴がある

  

  ・現代の資本主義経済は大企業体制だと言われている

   ※大企業体制・・大企業が生産活動の中心に存在している体制のこと

  

  ・現在の日本の大企業の多くは、法人資本主義(経営者資本主義)の

   スタイルを取っていると言われている     

   ※・法人資本主義・・企業が株式会社という制度を使うことで、

             企業が所有と経営の分離を行う資本主義のこと

    ・所有と経営の分離・・企業の所有者は株主だが、株主が所有と経営を

               同時に行うことは不可能なので、

               企業の所有は株主に、企業の経営は経営者にしてもらう

               というように、所有者と経営者は別々にするという動きのこと

    

 

 

 ・会社の種類とそれぞれの概要について

 

  ・株式会社の公開会社

   →株主が株式を他人に自由に譲ることができる株式会社のこと

   →この会社に資金を出す人は、有限責任の株主であり、

    この会社を作るためには3人以上の取締役が必要

 

  ・株式会社の株式譲渡制限会社

   →株式を誰に譲るかについて、制限できる株式会社のこと

   →この会社に資金を出す人は、有限責任の株主であり、

    この会社を作るためには1人以上の取締役が必要

 

  ・合資会社

   →無限責任社員と有限責任社員が出資者である会社のこと

   →この会社を作るためには、無限責任社員と有限責任社員がそれぞれ1人以上必要

 

  ・合名会社

   →無限責任社員が出資者である会社のこと

   →この会社を作るためには、無限責任社員が1人以上必要

 

  ・合同会社

   →有限責任社員(会社内部では組合)が出資者である会社のこと

   →この会社を作るためには、1人以上が必要

 

  ※無限責任社員と有限責任社員について

   ・無限責任社員・・会社が倒産した時に、どのような理由であろうと

            会社の借金を全て返済する人のこと

   ・有限責任社員・・会社が倒産した時に、自分が出資した金額分だけ責任を持ち、

            会社の借金の返済まではしない人のこと

 

 

 

 

・現代の企業の特徴について

 

 ・現代の企業の多くは、企業を大きくするために、

  2つの方法を使って企業を大きくしようとする

  1・・銀行などからお金を借りたり、増資をしたりすることで、

     足りないお金を調達して、設備に投資をする

  2・・M&A(他の企業の株式を買い占めて、その企業を買収、合併すること)をする

     ※M&Aの中でも、全然違う産業の買収、合併をすることで

      生まれた企業をコングロマリットと言う

      →M&Aは、1980年代のアメリカ、バブル崩壊後の日本で

       頻繁に行われるようになった

     ※M&Aの活動が国外にまで広がって、

      コングロマリットがいくつかの国にまたがるようになる動きも出てきた

      =このように、活動が複数の国に関わってくる企業を多国籍企業と言う

 

  ※バブル崩壊後の日本は、株式の相互持ち合い制が崩れたり、

   企業どうしの競争が激しくなったりしたので、買収や合併が増えるようになった

   ・相互持ち合い制・・会社どうしでお互いの株を持ち合う制度のこと

 

 

 ・法人企業は自律する意識と閉鎖的(外部を受け入れない)になる意識が

  高まったと言われる  

  →なぜ自律と閉鎖の意識が高まったのか

   ・1997年に持株会社制度が復活して、

    自社株保有の規制の緩和が考えられているからだと言われている

   ※・持株会社・・他の会社の株式を持つことで、他の会社を支配することを行う会社のこと

           戦後は、財閥が復活するのを避けるために、

           この会社は独占禁止法9条で禁止されていた

    ・自社株保有・・自分の会社の株を自分で買うこと

            →昔は、不公正な取り引きという不安があったので

             禁止されていたが、株の買い占めを防ぐなどの理由で、

             少しずつ規制が緩くなっていると言われている

 

 

 ・現在の日本では、ディスクロージャー(企業の情報の開示)を積極的に行って、

  コーポレートガバナンス(企業統治)を強化する必要があると言われている

  ※コーポレートガバナンス・・会社の経営者を様々な人達が監視すること

                →そのために、現在は所有者である株主の権力を

                 強くするべきだと言われている

 

 

 

 

・企業の社会的な責任は何か

 →バブル経済の時と、現在で企業が社会に貢献する方法が変わってきていると言われている

  ・バブル期・・メセナ(芸術や文化などを支援する活動)や

          フィランソロピー(福祉などに対する慈善活動など)を行っていた 

  ・現在・・コンプライアンス(社会のルールや道徳を守ること)や環境保護などの、

       企業の社会的責任(CSR)が重視されていると言われている

   

   ※企業の中には、環境保護のために、国際標準機構(ISO)という機構の

    14000シリーズ(環境保全)の認証を取りに行く企業もある

   

   ※リサイクル活動や循環型社会を達成するためにも、企業の協力が必要だと言われている

 

   ※現在では、企業の社会的責任を果たしているかどうかは、機関投資家という人達が

    投資をするかどうかを決める基準の一つになっている

    ・機関投資家・・投資信託会社、保険会社、信託銀行などをまとめた呼び方のこと

 

 

ポイント

・企業の種類と株式、資本主義の特徴について押さえる

・会社の種類と概要を押さえる

・現代の企業の特徴を押さえる

・企業の社会的責任を押さえる



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