国際資本について

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投稿者:       投稿日時:2013/11/18 02:34      
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国際資本について考えてみます

 

 

・国際資本の動きについて

 

 ・現在の世界の金融市場では、生産や消費のために必要な資金以上の資金が

  取り引きされている

  ※その中の多くは、投機的資金だと言われている

   ・投機的資金・・株式の値段や為替レートの変動などを使って、

           利益を生み出すための資金のこと

           →投機的資金は、大量の資金が急速なスピードで移動するので、

            世界経済を不安定にさせる原因の一つだと言われている  

 

 →このような動きがあるので、現在の資本主義は、カジノ資本主義と言われることがある

  ※カジノ資本主義・・金融が自分の利益のためになっていて、

            経済自体の正常な発展を邪魔する現象のこと

            (1990年代以降のヘッジファンドと呼ばれる人達の動きは、

             カジノ資本主義だと言われている) 

 

 ・最近では、新興経済諸国の証券市場(エマージング・マーケット)が

  急速に成長しているので、投資のターゲットとされている

  →その中でも、ヘッジファンドと呼ばれるような新しいタイプの投機的資金が、

   エマージング・マーケットのような市場に向けて集まるようになった

   ※・新興経済諸国・・人口が多く、経済成長率が高い国々のこと

              (代表的なものに、BRICsなどがある)

    ・ヘッジファンド・・資金の運用によって利益を目指す法人のこと

 

 

   ※ヘッジファンドについて

    ・ヘッジファンドが投機的資金を大量に市場に送り込むと、経済がバブルになり、

     逆に大量に市場から回収すると、経済に通貨危機が起きる

     =そのため、投機的資金が石油やコメなどのモノの商品に送り込まれると、

      エネルギーや食料などの値段を上げてしまうことになる

      →このような現象は、国際経済自体がおかしくなってしまう可能性があるので、

       世界全体にトービン税(為替取引税)と呼ばれる税を取り入れて、

       投機的資金の国際間での大きな移動を制限している

 

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