GATTとWTOについて

閲覧数:2,512
投稿者:       投稿日時:2013/11/18 02:23      
(まだ評価されていません。)
コメント数: 0       お気に入り登録数:4

LINEで送る
Pocket

GATTとWTOについて考えてみます

 

 

・GATTからWTOへの流れについて

 

 ・GATTは、関税などの輸入制限に関するルールを無くすことについて、

  多くの国で議論する場所として、ラウンドが作られた

  →ラウンドでは、1964~67年のケネディ・ラウンド、

   1973~79年の東京ラウンドなど

   しっかりと成果を残してきたと言われている

 

 

 ・1980年代に、先進国の間で経済摩擦(経済面での意見や動きのすれ違い)が

  大きくなってきた

  →その中で、保護主義(保護貿易を中心とする考え方)という考え方が出てきて、

   GATT体制の意味が無い状況になってしまった

   

  →そこで、1986年にウルグアイ・ラウンドというものが始められた

   ※このラウンドの時に、様々な内容に関して熱い議論がされ、

    最終的に1993年12月に様々なことが合意された

 

   ・ウルグアイ・ラウンドで合意された内容について

    ・サービス貿易(サービス(目に見えない財)についての貿易)や知的所有権に関して

     ルールを作ることが合意された

    ・農産物について、関税をかけること、ミニマムアクセス(一定の量の輸入の義務)を

     負わせることが合意された

    ・GATTを新しい国際機関として、WTO(世界貿易機関)に移ることが合意された

    ・セーフガードが認められた

 

    ※WTO・・GATTから新しく変わった貿易に関する機関のことで、

          1995年1月に正式に作られた

          →WTOになってから、自由貿易を広げていくための新しいラウンドとして

           2001年からドーハ・ラウンドが作られたが、

           交渉はスムーズには行われてはいない

 

    ※セーフガード・・輸入が急増した時に対処するための緊急の輸入制限のこと

             →具体的な動きとして、輸入の量を制限したり、

              関税を引き上げたりすることが行われる

 

閲覧数:2,512
LINEで送る
Pocket


(この記事はまだ評価されていません)
Loading ... Loading ...
投稿者:
投稿日時2013/11/18 02:23

コメント数: 0
お気に入り登録数:4



コメントを残す