ECを中心とした各地域の統合について

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投稿者:       投稿日時:2013/10/18 03:45      
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ECを中心とした各地域の統合について考えてみます

 

 

・ECを中心とした各地域の統合について

 

 

 ・ドル=ショックの後、1973年に先進工業国は変動相場制に移っていった

  ※しかし、以下のように、1国だけでは対応できない問題が大量に出てきた

   ・オイル=ショック

   ・経済成長の鈍り

   ・多国籍企業の問題

   ・環境汚染  など

 

  →これらの問題に対応するために、1975年以降毎年、先進国首脳会議(サミット)が

   開かれるようになった

   ※サミットでは、経済政策の調整とお互いの協力を協議することになった

 

 

 

 

 ・ヨーロッパ共同体(EC)は、1970年代前半に、イギリスなどの加盟を認めて

  拡大ECとなった

  ※この時に拡大ECは、景気の衰退や産業構造の変化による

   長期の失業者問題などが出てきた

 

 ・拡大ECは、1980年代にはギリシアやスペインなどの

  南ヨーロッパの国々も加えた上で、巨大な統一市場に発展していった

 

 ・拡大ECは、1992年にマーストリヒト条約に調印した

  =その結果、地域内の市場を統一させて、

   統合力を高めたヨーロッパ連合(EU)になった

 

 ・EUは、2004年5月からは、ポーランド、ハンガリーなどの東欧や

  東南欧の国々にキプロスなどの地中海の国々を含む10カ国が加盟した

 

 ・2007年に、ルーマニアとブルガリアが加盟した

 

  =この動きの結果、EUは以下のようになった

   ・EUの人口は4億9000万人になった

   ・経済面では、アメリカと同レベルの連合体になっていった

   ・新しくヨーロッパ憲法を定めて、効率的なEUの運営を目指そうとしている

 

 

 

 

 ・EC内では、1980年代から、イギリスのサッチャー保守党政権や、

  西ドイツのコール中道右派連立政権が以下のような、

  福祉国家とは違う路線を進んでいった

  →・国営事業の民営化

   ・自由化路線の推進

 

 ・1990年代のなかばから、以下のようなことが起きていた

  →・イギリスで、労働党が政権に復帰した

   ・ドイツで、コール長期政権が1998年の選挙で社会民主党に負けた

   ・フランスやイタリアでも中道左派の政権が誕生した

    =ヨーロッパが全体的に、社会民主主義的な方向に向かっていった

 

 

 

 

 ・アメリカ合衆国は、1992年にカナダとメキシコと

  北米自由貿易協定(NAFTA)を結んで、広域市場を作ることを目指していった

  →そのため、1990年代には景気が再び上向き、

   アメリカが三極の構造の中心に復帰した

 

 

 

 

 ・GATTが、1994年に終了した

  →その後、1995年から新しく世界貿易機関(WTO)が成立した

   =WTOは、情報やサービスの提供などの含めた流通部門の自由化の達成に

    つながっていると言われている

 

 

ポイント

・ECとEUについておさえる

・各国の統合の動きをおさえる

 

このあたりが今回のポイントです

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