時間の使い方と成長の関係
昔、勉強で指導をしていると、
時々このような質問をしてくる人がいました。
「どうすれば、早く成長できますか?」
これに関しては、人それぞれなので、難しいところですが、
ある程度共通していることがあります。
それは、
時間をどこに費やすか。
だと思います。
時々、このようなことを言う人がいます。
「富や地位などは、生まれた土地や環境で違うかもしれないが、
時間だけは、全員に平等に与えられている。」
これは、名言というより、事実を言っているだけの話なのですが、
確かに、どのような場所や環境でも、時間だけは平等です。
先ほどの、時間をどこに費やすか、という話ですが、
要は、時間は平等だから、時間をどこに費やすかをしっかり決めて、
効率良く使いましょう、という話です。
では、勉強や部活おいて、どこに時間を費やすか、ですが、
個人的には、ここだと思います。
どうすれば、成長するかを考える。
どういうことかというと、
例えば、勉強で成績を上げようと考えた時、
勉強をすることで、成績はある程度上がると思います。
しかし、勉強と一口に言っても、教科や範囲などで、
勉強の方法は変わってきます。
そこで、ただ勉強をするのではなく、
どうすれば、早く成長できるのかを考えるのが重要ではないかと。
もっと言うと、
勉強が好きだという人ってそこまで多くないと思います。
勉強が好きな人は、自分で好きなように勉強すればいいと思いますが、
勉強が嫌いな人が勉強をしなければいけないとなったとき、
勉強時間を短くして、成績を出すことができるのか。
ということを考えることが大切なのではないでしょうか。
そして、これは勉強以外でも使える話でして。
部活の時に、どうすれば効率良く成長できるか、
仕事をする時に、どうすれば効率良く進めることができるか、
家事をする時に、どうすれば早く終わらせることができるか、
なんて時にも必要な考え方のような気がします。
だけど、これは決して適当にやれ、という話ではありません。
同じ結果を出す時に、
大量の時間で結果を出すよりも
少量の時間で結果を出す方が良いのではないか、っていう考え方です。
そして、効率良くする方法を考えたとき、
なにも考えず、がむしゃらに勉強するのが、最も良い方法であったら、
それはそれで良いと思います。
どこに時間を費やすかを考えるという部分が大事だということです。
ちなみに、自分が時間を費やしてもいいから
自己流で行くという、信念の強い方であれば、それはそれでいいと思います。
どうしていいかわからなかったら、
時間の使い方を考えることをオススメします。
時間の使い方を考えて、効率を目指すことは、重要で必要な気がします。