日本の英語教育の勉強内容と海外の人達の感想
この間、バイト先の方と食事に行く機会がありました。
4人で行ったのですが、そのうちの1人にフィリピンの方がいました。
その人は、英語を上手に話し、日本語を少しつまりながらも、使っていました。
そんなフィリピンの方に、バイトの合間で英語を教えてもらう機会があるのですが、
そのときに、ボクは個人的に驚くことがありました。
文法についての指摘がない。
これは、当たり前と感じる人が多いかもしれませんが
ボクにとっては衝撃的でした。
では、
なぜ、ボクがこんなに驚くのか。
それは、
日本の英語教育は、文法を重視する部分があるから。
不思議だと思いませんか。
日本の英語は文法をある程度重視するのに、
英語を話す外国の人は全然文法を気にしない。
ちなみに、ボクの知り合いの人の友達のアメリカ人と話をしたときも、
英語の文法については、触れていませんでした。
なぜ、
日本は文法をある程度重視して、
外国は文法をそんなに重視しないのか。
何人かの高校の英語の先生に聞いたところ、全員が同じことを行っていました。
「文法は基礎であり、基礎は押さえなければいけないし、センター試験でも高得点を
狙うことが難しくなる。」
確かに、基礎を押さえることは必要かもしれませんが、
外国の人が文法を意識しないのに、日本人が意識をしても・・
だから、英語について話をした外国人2人からは、同じことを言われました。
「日本は文法にこだわりすぎ」
英語を普段から使う人たちに、文法が多すぎって言われるのもどうかと・・
そして、フィリピンの方には、食事の終わりに、なるほどと思ってしまった発言をされました。
「英語は文法とかを勉強してもしょうがない。
まずは、使うことをして、英語に慣れていく方がよっぽどいい。
文法とかを勉強しても、英語を嫌いになるだけだよ。
英語を使わないと楽しさがわからないし。」
ある意味、日本の英語教育の盲点を突いているような気がしました。
本場の人たちが、まずは使うことを優先していてるのに、
日本の英語は違う路線の英語教育を目指しているんですね。
個人的には、
日本のお偉いさんが、日本人の中で英語を使える人達をもっと増やしたいとか思うのであれば
英語教育をもっと変えていく必要があると思います。
日本の人達は、英語の文法にこだわりすぎかもしれません。
英語を使う人達が言っているように、
文法への意識を、英語を話す意識に変えていくと、
英語の授業も楽しくなって、より実践的な英語の力がつくかもしれません。