学校に登校する意味と大学進学の進路を選ぶ意味
最近、小学校や中学校で、登校の意味を失う生徒が増えてきていると言われています。
学校に行く意味がわからない
行っても何の得もない
学校が楽しくない
こんな感じの声が上がってきたら、確かに登校の意味は失ってしまっているのかもしれません。
しかし、日本の教育の現状だと、小学校と中学校に行く以外の選択肢はなかなか見つかりません。
学校に行かないだけで、特殊な人、いじめられる対象、なんかになったりする可能性もあります。
一方で、人間は、行動が変わると考えと気持ちが変わり、考えが変わると気持ちが変わると言われています。
つまり、人のやりたいことというのは、意外と簡単に変わったりします。
じゃあ、自分のやりたいことに影響を与えるのは誰なんでしょう。
それは、
「同年代の友達」
だと言われています。
なので、今までを踏まえて考えると、
「学校へ行き、友達から様々な刺激を受ける」ことが理想ということになるわけです。
個人的には、大学へ行くことも、同じような理由なんじゃないかと思っています。
つまり、大学へ行き、同年代の友達から刺激を受ける。ということです。
昔、いろいろな大学の知り合いの人と仲良くなったことがありましたが、
レベルの高い、偏差値の高い大学ほど、やっぱり面白い人がそろっている印象があります。
はっきり言うと、大学によって勉強の質やレベルなどはあまり変わらないと思っています。
勉強の質が変わらないと考えると、大学に通っている人と出会うことが、
ある意味で大学の最大のメリットなんじゃないかと。
大学生はちょっと違いますが、
小学生も中学生も、学校に行かないことには、何も始まらないのが、
良くも悪くも日本の現状だったりします。
だからこそ、
人間関係の大切さとか、
なんで学校に行く必要があるのか、
とかを学校の先生が教えてあげるほうが、
天平文化や三平方の定理を教えることよりも大切なんじゃないですかね。