明治憲法とそれを取り巻く政治の様子について

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投稿者:       投稿日時:2014/01/14 11:54      
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現在の日本では、日本国憲法が用いられていますが、戦前は明治憲法(大日本帝国憲法)が用いられていました。

そこで、現在の日本を良く知るために、明治憲法とその時の政治について考えてみます。

 

 

 

明治憲法について

・明治憲法・・1889年、明治天皇によって、大日本帝国憲法が発布された(欽定憲法)

・「臣民の権利」が認められる(臣民の権利は、法律で制限できる)=法律の留保

・立法、行政、司法のそれぞれが、天皇の名で行われる = 天皇大権

※統帥権(軍の最高指揮権)について、天皇は議会や内閣から干渉されなかった = 統帥権の独立

 

 

 

明治憲法の時の政治の様子について

・臣民・・衆議院を通して政治に参加

※ただし、対等の権限を持つ貴族院、枢密院、軍部が臣民の政治参加を抑制

・初期・・政治は元老(天皇の補佐)が中心

・第一次大戦後(1914~1918)・・政党内閣と政権交代が成立 = 憲政の常道

・大正デモクラシー(民主主義を目指す運動)へ向けて、天皇機関説や民本主義(天皇中心の民主主義)が出てくる

※天皇機関説・・美濃部達吉の考えで、天皇を国家機関とする考え方、

→著書は右翼に攻撃され発禁

・1925年・・治安維持法(反国家の取り締まり)と普通選挙法(男子25歳以上)が出る

・1932年・・五・一五事件(海軍、犬養毅首相)

→五・一五事件によって、政党政治が終了

・1936年・・二・二六事件(陸軍)

 

 

明治憲法とその時の政治についてまとめてみました。

今の日本とは違う部分が多いですが、

こういったことが80~90年くらい前にあったという事実は驚きです・・・

 

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