19世紀の北ヨーロッパの国々と国際的な運動の高まりについて

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投稿者:       投稿日時:2013/10/16 16:26      
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19世紀の北ヨーロッパの国々と国際的な運動の高まりについて考えてみます

 

 

・北ヨーロッパの国々について

 

 

 ・スウェーデンについて

 

  →・スウェーデンは、北方戦争という戦争で負けて、バルト海の制海権を失った

    ※この時に、北ドイツの領土もプロイセンに奪われた

 

   ・スウェーデン領であったフィンランドが、1809年にロシアに割譲された

 

   ・19世紀の初めに憲法が作られた

 

   ・憲法が作られた後に、責任内閣制が作られた

 

   

 

 

 ・ノルウェーについて

 

  →・ウィーン会議の結果、ノルウェーがスウェーデン領になった

 

   ・しかし、ノルウェーは独自の憲法を持っていた

    =そのため、ノルウェーは1905年に国民投票によって、平和的に独立した

 

 

 

 

 ・デンマークについて

 

  →・デンマークは、1864年に、シュレスヴィヒとホルシュタインという2か所を

    失うということが起きた

    

   ・その後デンマークは、農業や牧畜を中心とした国づくりを行った

 

 

 

 

 =スウェーデン、ノルウェー、デンマークの3国は、以下のような共通した特徴があった

 

  ・立憲君主制だった

 

  ・議会の力が強く、政治や経済が安定していた

 

  ・軍事的には大国ではないものの、外交面で自主的な平和の路線を進んでいた

 

  ・国内の改革を中心にして力を注いでいた

 

 

 

 

 

 

・国際的な運動の高まりについて

 

 

 ・19世紀には、様々な国際的運動が盛んになった

 

 

 

 ・社会主義運動では、以下のようなことが起きた

 

  →・1864年に、各国の社会主義者がロンドンに集まって、

    第1インターナショナルというのが結成された

    ※この団体は、マルクスが指導者となった

  

   ・第1インターナショナルは、バクーニンという人を中心とした無政府主義者との

    対立があったり、パリ=コミューン後の弾圧が激化したりした

    →そのため、第1インターナショナルは1876年に解散した

 

 

 

 

 ・当時、戦争犠牲者を救援するという目的で、赤十字条約という条約が結ばれた

 

   ※赤十字条約について

    ・クリミア戦争で活躍したイギリスの看護婦であったナイティンゲールという人の

     活動に刺激されて、スイスのデュナンという人が発案した

    ・赤十字条約は、1864年にジュネーヴで締結された

 

 ・また、郵便や電信に関する国際的な機関も作られた

 

 ・そして、1896年に始まる国際オリンピック大会が、

  国際親善に貢献したと言われている

  

 

ポイント

・19世紀の北ヨーロッパの国々の動きについておさえる

・国際的な運動の高まりの様子と内容についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

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