開国の動きについて -海外の動きと開国までの流れ-

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投稿者:       投稿日時:2013/10/25 05:26      
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開国の動きについて考えてみます

 

 

・開国の時の世界の動きについて

 

 

 ・18世紀の後半のイギリスで、産業革命という変革が起きた

  ※この革命によって、工業化がヨーロッパ各地やアメリカなどに広がっていった

   =そのため、欧米の国々が工業の生産力と軍事力を持つようになった

    →そこで欧米の国々は、他国の市場や原料の供給のために、植民地を求めに動き始めた

 

 

 ・清がアヘン戦争という戦争でイギリスに負けたため、南京条約という条約を結んだ

  →そのため、清が香港の一部をイギリスにゆずり、開国をすることになった

   =そこで日本は、1842年に異国船打払令を緩めて、薪水給与令という法律を作った

    ※薪水給与令・・日本にたどりついた外国船に燃料や食糧を与えた法律のこと

 

 

 →上のような状況で、1844年にオランダの国王が幕府に直筆の手紙を送って

  開国を求めてきた

  =しかし、日本は開国を拒否して、鎖国の体制を守り抜こうとした

   ※日本は、以前から鎖国の状況で、世界情勢が理解しきれてなかったので、

    開国を拒否したと言われている

 

 

 ※アメリカは、清との貿易のための船や捕鯨船が寄るための港として、

  日本が開国することを期待していた

 

 

 

 

 

・開国の動きについて

 

 

 ・1846年に、アメリカ東インド艦隊司令長官のビッドルという人が

  浦賀に来て貿易を求めた

  →この要求に対して、日本は拒否した

 

   ※しかし、アメリカは1848年にメキシコからカリフォルニアを奪ったため、

    アメリカと清の貿易がより一層活発になった

    →結果的に日本の開国がさらに求められるようになった

 

 

 

 ・1853年4月に、アメリカ東インド艦隊司令長官のペリーという人が

  琉球王国の那覇に寄った

  →ペリーは那覇を拠点にして、1853年6月に軍艦(黒船)4隻を連れて浦賀沖に来た

   =この時に、アメリカのフィルモア大統領という人の手紙を渡して、

    日本の開国を求めた

 

  →幕府は特に対策がない状況で、ペリーの態度に後押しされたため、手紙を受け取った

   ※その時に、開国するかどうかの答えは来年にするということで、

    ペリーにはいったん帰ってもらった

 

  →さらに、1853年7月に、ロシアの使いだったプチャーチンという人が長崎に来た

   ※その時に、開国と、日本とロシアの国境を決めることを求めてきた

 

 

 

 ・ペリーが1854年の1月に、7隻の艦隊を連れてもう一度日本に来た

  →その時に、日本と条約を結ぶことを強要してきたため、

   幕府は3月に日米和親条約という条約を結んだ

 

   ※日米和親条約の内容

    ・アメリカ船が求める燃料や食糧などを供給すること

    ・ボロボロになった船や乗組員を助けること

    ・下田と箱館の2つの港を開いて、アメリカの領事という機関の駐在を認めること

    ・アメリカに一方的な最恵国待遇を与えること

     ※最恵国待遇・・日本がアメリカに与えた条件よりも有利な条件を

             他の国と契約した場合、アメリカにもその条件が認められること

 

 

   →幕府は、イギリス、ロシア、オランダとも同じ内容の和親条約を結んだ 

    =このため、200年以上続いた鎖国政策が終了したと言われている

 

 

   ※ロシアは、プチャーチンという人を再び日本に送って、

    下田で日露和親条約という条約を結んだ

    →日露和親条約の内容

     ・下田と箱館に加えて、長崎を開港すること

     ・国境について、択捉島よりも南側を日本の土地、

      得撫島よりも北側をロシアの土地にすること

     ・択捉島と得撫島の間にある樺太は、両国人雑居の地ということで

      境界を決めないこと

 

 

 

ポイント

・開国の時の世界の動きについて押さえる

・開国までの流れとその時の様子を押さえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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投稿日時2013/10/25 05:26

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コメント

  • : 2018/1/24(水) 19:45:13 | 田島孝 | 返信する

    実に良くわかりました。ありがとうございました。

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