営力・プレート・境界について
営力・プレート・境界について考えてみます
・内的営力と外的営力
・地球上の地形は、内的営力と外的営力の相反する2つの作用によって作られている
※内的営力・・地球の内部から働く力のこと
※例:アルプス山脈などの高い山脈、火山活動など
外的営力・・地表の高い部分を外から働く力で削って、
低いところを埋め立てる作用のこと
※例:侵食や風化、山脈が低くなって盆地や海が埋められる
・プレートと境界
・地球の表面は、厚さ100kmくらいの、十数枚のプレートと呼ばれる
かたい岩石の層で覆われている
→プレートは、プレートの下にあるやわらかくて流動しやすい岩石の層の上を、
地球内部の熱エネルギーでゆっくりと動いている
※プレートどうしの境界には、いくつかの種類がある
・境界の種類について
・広がる境界
→・二つのプレートがお互いに遠ざかっている境界のこと
・大西洋、太平洋、インド洋、紅海などの海洋や大陸に広がる境界がある
・広がる境界には、海嶺と呼ばれる海底の大山脈がある
※海嶺では、地球内部からマントルがわきだして、
海底を左右に押し広げている
・ずれる境界
→・二つのプレートが水平にずれ動いている境界のこと
・ずれる境界の代表に、サンアンドレアス断層がある
・狭まる境界
→・二つのプレートがお互いに近づきあっている境界のこと
・狭まる境界には、以下の2種類がある
→・アルプス山脈やヒマラヤ山脈のように、大陸プレートどうしが衝突している境界
・日本海溝のように、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでいる境界
※沈み込んだ海洋プレートの先端は、ある程度の深さに達するとその一部が
溶けてマグマになる
ポイント
・内的営力と外的営力についておさえる
・プレートと境界についておさえる
このあたりが今回のポイントです