火山と平野について

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投稿者:       投稿日時:2013/10/30 03:45      
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火山と平野について考えてみます

 

 

・火山について

 

 

 ・火山・・地中深くで岩石がとけてできたマグマが、地表に噴出して形成する山のこと

  ※火山は、火口、カルデラ、谷に流れこんだ噴出物による火山堰止湖、溶岩台地などの

   特徴的な地形を作っている

 

 

 ・火山は噴火に伴って、溶岩、火山灰、火山ガスなどを地上に放出する

  →空中に噴き上げられた火山灰は、以下のようなことを引き起こす可能性がある

   ・町や耕地を埋める

   ・何か月も大気中をただよって、日光をさえぎる

   ・地球規模で気温を下げる

 

  ※火山灰や岩くずと高温のガスが混ざり合って流れる火砕流は、

   高速で山ろくに広がり、大きな被害をもたらす

 

 

 

 ・一方で、火山は、以下のように有用な資源を提供している

  →・火山活動に伴って、地下から上ってくるマグマには、地表には少ない金属が

    含まれている

    →この金属は、地下水に溶け込んで、金、銀、銅、鉛などの鉱床を作り出した

     ※高温のマグマによって熱せられた地下水は、温泉としてだけでなく、

      地熱発電にも利用されている

   ・火山は、観光資源としても重要だとされている

    ※実際に、日本の国立公園のおよそ3分の2には火山がある

   ・インドのデガン高原などでは、溶岩が風化して肥沃な土壌を形成し、

    農業が盛んな地域になっている

 

 

 

 

 

 

・平野について

 

 

 ・地球上で最古の陸地を、安定陸塊という

  →安定陸塊はほとんど変動しないが、数億年という長い間には、

   数十万~数百万キロメートルもの広い範囲が海面下に沈むことがある

 

 

 ・安定陸塊が隆起して、現在は広大な台地や平原となっている地域を卓状地という

  ※卓状地は、東ヨーロッパ平原、アメリカ中央平原、中央シベリア高原などにみられる

  →卓状地は、地層がゆるく傾斜していて、そのかたさに軟硬がある場合は

   ケスタが作られることが多い

   ※ケスタ・・非対称な断面をもつ低い丘陵のこと

    =安定陸塊のゆるやかな昇降運動は、造陸運動という

     ※安定陸塊では、地震や火山活動はほとんどおこらない

 

 

 ・地表面の侵食が進み、堆積した地層が取り去られ、その下にある先カンブリア時代の

  古い地層が露出している平坦な地域を、楯状地という

  ※楯状地の例として、ハドソン湾周辺地域やバルト海周辺地域などがある

 

  →先カンブリア時代の地層には、鉄鉱石の鉱床が広く分布されているため、

   大規模な鉄鋼山が開発されている例が多い

   ※これらの鉱山では、地表面を直接掘り下げる露天掘りが行なわれている

 

 

 

ポイント

・火山についておさえる

・平野についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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