日本の資源の問題について
日本の資源の問題について考えてみます
・日本の輸入中心の資源の現状について
・日本の石炭
→・採掘可能な層が深く、規模が小さいため、輸入に押された
・産出は、1960年代をピークとして減少し続けている
・日本の石油
→・わずかな産出があるが、大半は輸入に頼っている
・日本の鉱山資源
→・種類は多いが、埋蔵量が少なく、採掘コストが高い
・生産量は少ない
※日本は、上のようなエネルギーの現状にもかかわらず、1960年代の高度成長期から
工業国として発展を遂げた
→そのため、エネルギー資源や鉱山資源の消費は急増した
※1人あたりのエネルギー消費量も世界的に見て高い水準にある
→日本は、アフリカの国々の平均の11倍以上だと言われている
※ただし、輸入中心の産業は、国際情勢の変化によって大きな影響を受けやすい
という問題もある
→実際に、2度の石油危機の時は、市民の生活も混乱した
=そのため、石油危機の備蓄、代替エネルギーの開発も進んだ
・省エネルギーへの取り組みについて
・日本は、省エネルギーのために、以下のような動きが見られている
→・エネルギー効率を高めるための技術開発が積極的に行われた
・日本の産業用機械、家電製品、自動車などにおける省エネルギー技術が、
世界で高い水準になった
・日本は、生活水準の向上にともなって、エネルギーを使用する様々な製品が
大量に出てくるようになった
→私たちは、省エネルギーに対して以下のような意識をする必要があると言われている
・不要な家電製品の使用を控える
・自家用車から公共交通機関の利用に切り替えるなどのようにして、
普段の生活を見直す
ポイント
・日本の輸入中心の資源の現状についておさえる
・省エネルギーへの取り組みについておさえる
このあたりが今回のポイントです