ヨーロッパの概要とEUまでの歴史的な流れについて

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投稿者:       投稿日時:2013/10/31 23:14      
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ヨーロッパの概要とEU誕生までの歴史的な流れについて考えてみます

 

 

・ヨーロッパの概要について

 

 

 ・20世紀の終わりまでに、西ヨーロッパの多くの国が、欧州連合(EU)を軸にして

  統合に向かい始めた

  ※EUは、以下のような内容を採用している

   ・単一通貨のユーロの使用

   ・国境管理を廃止して加盟国市民の自由な移動の許可

   ・商品の移動を簡単にするために、関税の撤廃

 

  =EUは、政治的かつ経済的な統合を行うことで、強大な政治・経済圏になろうとしている

 

 

 

 

 

 

・EUまでの動きとその後について

 

 ※ヨーロッパは、大半がキリスト教文明の世界であり、宗教や文化の面で

  共通の基盤を持っていると言われている

 

 ※西ヨーロッパは、近代以降に自然科学や技術の面で発達、民主主義制度の確立

  などを行い、近代国家のモデルになった

  

 ※一方でヨーロッパは、国どうしの間で戦争を繰り返した

  →20世紀には、2回の世界大戦の舞台になった

 

 ※第二次世界大戦後のヨーロッパは、東ヨーロッパと西ヨーロッパに分かれて

  20世紀の終わりまで対立が続いた

  =この対立を冷戦と言い、東ヨーロッパは社会主義体制の側に、

   西ヨーロッパは資本主義体制の側についた

 

 

 →これらのような動きがあった上で、ヨーロッパの国々どうしが争うことのないように、

  1952年に6カ国が集まって、ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)を設立した

  ※ここでの6カ国は、フランス、西ドイツ、イタリア、ベルギー、

   オランダ、ルクセンブルクを指す

  ※ECSCは、石炭や鉄鋼などの戦略物資を共有することを目的として作られた

  ※ECSCは、2002年に解散した

  

 =ECSCが土台となってECが、ECが土台となってEUが誕生した

 

 

 

 ・1980年代のECの国々は、アメリカや日本に比べて先端技術産業の分野で遅れていた

  →そこでECは、統一市場を実現させるために、急速に動き出していった

 

 

 ・1991年に、欧州連合条約(マーストリヒト条約)が結ばれた

  →この時に、以下のようなことが決められた

   ・通貨統合

   ・共通の安全保障政策

   ・EC加盟国の市民に居住地での地方参政権を与える  など

    =マーストリヒト条約でECは、政治と経済の両方の面で統合が進んだ

 

 

 ・1993年に、ECはEUになった

 

 

 ・1999年からは、金融機関でユーロが本格的に導入された

  →2002年からは、日常の生活にもユーロが導入された

 

 

 ・2004年に、東ヨーロッパ5カ国やバルト3国がEUに加わった

 

 

 ・2007年に、東ヨーロッパ2カ国がEUに加わった

  =この時に、加盟国が27カ国になった

 

 

 

ポイント

・ヨーロッパの概要についておさえる

・EUまでの動きとその後についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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