韓国の自然環境・民族・文化・歴史について
韓国の自然環境・民族・文化・歴史について考えてみます
・韓国の自然環境について
・朝鮮半島は山が多く、平野が少ない
・気候が日本と似ていて、四季の変化がはっきりしている
・大陸のような地域のため、日本よりも冬は寒く、夏は暑い
※冬の寒さに対しては、オンドルという独特の暖房設備がある
・韓国の民族と文化について
・朝鮮半島に、民族固有の文字であるハングルというのがある
※ハングル文字は、表音文字で、15世紀に作られた
→韓国は、中国の影響で以前は漢字が使われていた
=しかし、1948年からは漢字の使用を制限して、
ハングルを重視するようになっている
・韓国では、昔の日本と同じように、儒教の教えが重視されてきた
※韓国では仏教やキリスト教の信者もいるが、儒教が韓国の日常に
もっとも大きな影響を与えていると言われている
→そのため韓国では、年長者を敬ったり、一族の出身地を大切にしたりする動きが多い
※韓国の女性は、結婚した後は結婚相手の男性の姓ではなく、
自分の父親の姓を名乗り続ける
=しかし、最近は日本と同じように、欧米の影響を受けて、
人々の考え方がかわってきている
・韓国の国家の歴史について
・朝鮮半島は、昔から日本との関係が深い
※実際に、仏教や儒教は、朝鮮半島を通して日本に伝えられている
・豊臣秀吉の時代に朝鮮出兵などがあったものの、江戸時代にも国交は保たれていた
※そのため、朝鮮通信使が何度か江戸を訪れている
・近代は、日本が朝鮮の支配を強めていった
→1910年には、韓国併合ということを行って植民地化した
※植民地の時の朝鮮半島の人々の辛い思いは、現在も心に残されている
・第二次世界大戦後は、朝鮮半島が北緯38度線を境にして北側をソ連軍に、
南側をアメリカ軍に占領され、分断された
→その後、1948年にそれぞれの地域が以下のような動きを見せた
・南側・・資本主義体制の大韓民国(韓国)
・北側・・社会主義体制の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
・1950年に朝鮮戦争というのが起きて、韓国と北朝鮮が戦った
→この戦争による対立は長くなり、両方とも民族の統一を目指しつつも、
緊張するという時間が続いた
※この緊張は、1990年代になって緩和した
・1990年代に、韓国が柔軟な政策にかわった
=その結果、2000年に南北首脳会談が行なわれた
=朝鮮半島は、様々な動きが見られるものの、実際に行動に起こすまでに
様々な問題があると言われている
ポイント
・韓国の自然環境についておさえる
・韓国の民族と文化についておさえる
・韓国の国家の歴史についておさえる
このあたりが今回のポイントです