韓国の産業と生活について
韓国の産業と生活について考えてみます
・韓国の産業とその歴史について
・植民地時代の朝鮮半島は、産業抑制策がとられていた
→そのため、企業の成長が順調でなかった
※特に、鉱山資源に乏しかった南側は、工業が弱かった
・独立後に韓国は、外資の導入による輸出指向型の工業化を進めていった
→そのため、1960年代後半には高度経済成長が起きた
※この時に、様々な分野で産業が発展していった
→経済の発展に貢献したのは、財閥だったと言われている
※上場企業の利益の半分以上は、4大財閥に属する40社が持っていた
→上のような動きを受けて、1995年に1人あたりGDPが1万ドルをこえた
=そして、1996年に経済協力開発機構(OECD)に加盟したことで、
先進国として認められた
・1997~1998年に、アジア通貨危機の影響で、韓国も深刻な経済危機になった
→しかし韓国は、政府の構造改革の推進と、国際通貨基金(IMF)の緊急支援で
なんとか乗り切った
※この時に日本は、IMF支援の約20%以上を負担して、
韓国の経済の立て直しに協力した
・韓国の生活について
・韓国は、産業構造の急激な転換によって、日本と同じように都市化が進んだ
※そのため、韓国の首都であるソウルには、総人口の4分の1が住んでいると言われている
※都市化によって、高層マンションに住むのが当たり前になった
・1980年代の後半からは、自動車が増えたために、交通渋滞が深刻になった
→そのため、ソウルやプサン(釜山)などで地下鉄が盛んに利用されるようになった
・チマやチョゴリなどの伝統的な衣服は結婚式などの他は見かけなくなった
※衣服の色は、昔は白衣が好まれていたが、現在は鮮やかな衣服も好まれるようになった
・大学進学率が高くなってきて、受験戦争が激しくなってきた
=そこで韓国では、塾や家庭教師を規制する政策が用いられていた
※しかし、この政策の効果は出ていない
・インターネットの利用者が増えてきている
・一方で、農村で人口流出ということが起きた
→そのため、農業での労働力不足が見られるようになった
※さらに、海外から農産物の輸入が増えたことで、収入の減少に苦しむ農家も多かった
ポイント
・韓国の産業とその歴史についておさえる
・韓国の生活についておさえる
このあたりが今回のポイントです