ロシアについて -領土・民族・政治・経済・歴史-

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投稿者:       投稿日時:2013/11/01 00:54      
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ロシアについて、いくつかの面から考えてみます

 

 

・ロシアの領土と民族について

 

 

 ・ロシアの領土については、以下のような特徴がある

  →・世界一広く、日本の約45倍の国土がある

   ・昔は、ウラル山脈から東側をシベリアと呼んでいた

   ・現在は、サハ共和国とアムール州から東側の極東連邦管区を極東ロシアと呼ぶ

 

 

 ・ロシアの人口については、以下のような特徴がある

  →・1億4千万人が住んでいる

   ・ロシアの人口の約80%がロシア人

   ・ロシア人は、ロシア語を使い、ロシア正教という宗教を信仰している

   ・ロシア人は、国全体に広く住んでいるが、多くはウラル山脈より西側に住んでいる

   

 

 ・ロシアの民族については、以下のような特徴がある

  →・ロシアの少数民族は、極東ロシアに多い

   ・ナナイ人など、顔つきが日本人に似ている人も多い

   ・サケやマスなどをとって、保存食を発達させてきた

 

 

 

 

 

 

・ロシアの政治と経済について

 

 

 ・ロシアは、1980年代の終わりから、1990年代の始めにかけて、

  計画経済から市場経済に急激に変わった

  →ロシアが、市場経済になったことで、以下のようなことが起きた

   ・経済と社会が混乱して、国民の多くが通貨の価値の下落と

    生活の物資の不足に苦しんだ

   ・事業を起こして成功することで、莫大な富を得た人が出てきた

   ・一方で、年金生活者などが、厳しい生活を迫られることになり、

    貧富の差が拡大した

 

 

 ・1990年代の終わりからは、以下のようなことが起きた

  →・だんだんと経済的な混乱が落ち着いてきた

   ・欧米の国々などからの投資が増えて、国内の産業が発達してきた

   ・携帯電話、欧米のファッションの文化の普及、

    ショッピングモールの増加などが起きた

   ・ロシアの経済が盛り上がりを見せるようになってきた

   

  ※しかし、極東ロシアなど、大都市以外の地域は経済の発展という面で、

   大幅な遅れをとっていると言われている

 

 

 

 

 

 

・ロシア誕生までの歴史について

 

 

 ・ロシアは、もともとはソ連であり、1922年に世界最初の社会主義国として

  ソ連が誕生した

 

 ・ソ連は、農業国から重化学工業国になり、経済発展をすることで、

  強力な軍事力を維持していた

 

 ・しかし、一党支配のもとで社会の柔軟性が無くなり、生産意欲と効率が低下してきた

  ※さらに、軍事技術の重工業が発達したものの、国民の生活に必要なものは

   供給が不十分だった

   →そこで、ソ連は1980年代の半ばから市場経済に向かい始めた

 

 ・市場経済へ向かうために、軍事費をおさえ、経済改革と情報公開を行い、

  国内の体制の改革を始めた

  =この改革のことを、ペレストロイカという

   ※この時同時に、共産党の一党独裁の廃止なども行われた

 

 ・しかし、ペレストロイカの後に国の結束力が無くなるということが起きた

  →その後、1991年のバルト3国の独立をきっかけにして、ソ連が崩壊した

   ※この時に、12の独立国が誕生した

    =12の独立国の中で、最も大きかったのがロシア連邦だった

 

 ・ロシア連邦は、民主化と経済の再建のために、西側の国々との友好関係を深め、

  資本や技術の導入を目指している

 

 ・ロシアの共和国の大半は、大統領制で憲法を持っている

 

 

 

ポイント

・ロシアの領土と民族についておさえる

・ロシアの政治と経済についておさえる

・ロシア誕生までの歴史についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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