国を持たない民族の問題について -クルド人の例-

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投稿者:       投稿日時:2013/11/01 03:36      
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国を持たない民族の問題について、クルド人を例にして考えてみます

 

 

・クルド問題の現状と背景について

 

 

 ※クルド人について

  ・西アジアのトルコ、イラク、イランなどにまたがる山岳地域をクルディスタンと言い、

   クルディスタンに住んでいる民族をクルドという

  ・クルドの多くはムスリムで、クルド語という独自の言語を使う

  ・しかし、書き言葉の文字は、住んでいる国によって違い、

   アラビア文字やアルファベットを改良して使っている

 

 

 ※なぜ、クルド人は現在まで独立できないのか

  →第一次世界大戦の前後で、クルド人の居住地域に国境線が引かれた時に、

   民族の居住地域が分断されたからだと言われている

 

  →しかし、トルコはトルコ民族、イラクはアラブ民族、

   イランはイラン民族を中心とする国になった

   =そして、この人たちはクルド人に対して同化政策をとったり、

    クルド人の自治や独立の運動を弾圧したりした

 

 

 

 ・2003年のイラク戦争の後、イラク国内では、クルド人、スンナ派のムスリム、

  多数を占めるシーア派ムスリムがお互いに力を競い合うという状況になった

  →その中でクルド人は、新しいイラクを連邦制の国にすることによって、

   権利の拡大と自治権の強化を目指している

 

 ※現在は、キルクークなどのイラク北部の大規模な油田の権利について、

  国内の勢力が争ったり、外国が介入したりするなどの問題が続いている

 

 

 

ポイント

・クルド問題の現状と背景についておさえる

 

このあたりが今回のポイントです

 

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